調布市佐須町で外壁塗装工事をおこないました。
北面に雨だれの様な汚れが目立つので綺麗にしたいという事でお問合せをいただきました。塗装工事は今回が2回目になるという事ですが、最初の内は汚れも付いていなく綺麗な状態でしたが暫くすると段々汚れが付いていったそうです。何回か水をかけたのですが汚れがおちなくなってしまったので塗装工事で綺麗にしたいというお話です。
塗装工事は、塗膜の表面に最初の内は撥水性があり雨が降っても雨水を弾く効果がありますが、経年によって劣化が進むと撥水性が落ちていき雨水を弾かなくなってしまいます。雨水を弾かなくなりますので濡れた状態が続いてしまい、乾きにくい北面は汚れやコケなどが付着しやすくなります。
この状態を改善させるには撥水性を元に戻す必要があるのですが、塗装工事をおこなう理由はここにあります。美観を元に戻す事はもちろんですが、撥水性を取り戻すために塗装工事をおこないます。
今回使用した塗料は、日本ペイントの
パーフェクトトップです。ラジカル制御型という分類の塗料で、標準的なシリコンとその上のグレードのフッ素の間位の耐久性をもっています。耐久性は高いのですが、シリコンと同等位の価格の塗料で非常に費用対効果の高い塗料でお勧めです。
汚れていた外壁が塗装工事で見違える様に綺麗になりましたので、お客様も大変喜んでおられました。
私たち街の外壁塗装やさんでは、
新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒を徹底しておりますので、安心して工事をお任せください。
使用材料
日本ペイント パーフェクトトップ ND-371
塗装工事をおこなう外壁の状態です。初めのお問合せにあった外壁の雨だれの様な汚れを綺麗にしたい、汚れが付きにくくしたいというご要望にお応えする為に塗装工事をおこなう前に外壁の状態を調べていきます。
汚れがついてしまうのは塗膜の表面が劣化しているからで、経年によって撥水性が落ちてしまった事で雨水を弾かなくなったことが原因です。
1階と2階を上下に塗分けしてありますが、
間に幕板が張ってあります。幕板は外壁から流れてきた雨水が溜まってしまう事があり、外壁と同じ様に
経年によって雨水を吸い込んで幕板自体がボロボロになってしまいます。
汚れがついてしまった外壁を綺麗にし、汚れが付きにくい状態にする為に今回は外壁塗装工事をおこなってご要望通りの外壁に仕上げたいと思います。
塗装工事をおこなう際には足場が必須です。作業を安全におこなうために必要な事と、メッシュシートで回りを囲う事で汚れや塗料などの飛散を防止します。たまに足場を架けずに塗装工事をおこなっている現場を見ますが、塗装工事で重要な高圧洗浄をおこなうと必ず汚れた水が回りに飛んでしまいますので、足場を架けていない場合は高圧洗浄をおこなっていない可能性もありますので、注意が必要です。
足場を架けてメッシュシートで回りを囲いましたので、一番最初の工程高圧洗浄をおこないます。高圧で噴出した水の圧力で塗装する外壁の表面に付着した汚れをお来流していきます。
全体的に汚れが付いていた場合は分かりにくいのですが、高圧洗浄した部分は汚れがどんどん落ちてみるみる内に綺麗になります。汚れが落ちて綺麗になればそれで良さそうな気がしますが、塗膜表面の劣化は変わりませんし高圧洗浄した事で古い塗膜も剥がれてしまいますので、高圧洗浄をおこなったあとは必ず塗装工事をおこなう必要があります。
高圧洗浄が終わったら塗装工事に取り掛かります。塗装工事は使用する塗料にもよりますが、3回塗りで仕上げます。一番最初の工程は下塗りで、塗装面を保護して仕上げの塗料の付着性を高める為に大切な工程になります。
仕上がってしまうと下塗りの状態は確認出来ませんが、塗料の耐久性を発揮するためには重要になります。下塗りがしっかりとおこなわれていないと、塗装して数年で塗膜が浮いたり剥がれたりする可能性が高くなりますので、見えない部分だからこそしっかりとした工事をおこなう事が大切です。
仕上げの塗料は、
日本ペイントのパーフェクトトップを使用します。塗料には樹脂によって耐久性がかわり、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機と順番に耐久性が高くなります。パーフェクトトップはラジカル制御型といい、シリコンとフッ素の間位の耐久性をもっています。
耐久性が高くなれば塗料自体の価格も高くなりますが、パーフェクトトップはシリコン以上の耐久性もちながら価格はシリコンと同等という非常にコストパフォーマンスに優れた塗料です。
下塗りで外壁面が一旦真っ白になったところに仕上げの塗料を塗装していきます。パーフェクトトップは2回塗りで仕上げますので、1回目の塗装は中塗りと言います。専用の下塗り材を1回塗っておりますので、下塗りを入れて3回塗装する事になります。
中塗りだけでも色を付ける事は出来ますが、2回塗る事で耐久性を発揮する様に造られていますので、必ず2回目の塗装もおこないます。
仕上げの塗装の2回目、上塗りをおこないます。
2回塗装する事で色もしっかりと付きますし、艶もしっかりと出ます。街の外壁塗装やさんでは、工事に施工保証をお付けしておりますが、しっかりとした工事をおこなっているからこそ施工保証を何年も付けることが出来ますので、丁寧な作業をおこなっていきます。
塗装するのは外壁だけではありません。今回工事をおこなっている建物は、屋根は葺き替え工事をおこないましたので塗装工事はおこないません。外壁以外ではどこをぬるのでしょうか?屋根の側面部分の破風板や雨樋を吊っている鼻隠し、1階と2階をわけている幕板も塗装をおこなっていきます。
今までは上下で色分けをしておりましたが、今回は1色で仕上げます。比較的薄めの色を塗っていますので、幕板や破風板を濃くする事でラインが出て良いアクセントになっています。
また、軒下の裏側部分の軒天の塗装工事をおこないます。金属製の換気口も一緒に塗装します。軒天は湿気対策を考えなければならない部分で、日が当たりにくく風が巻き込んで汚れが付着しやすいので、通気性のある軒天専用の塗料を使用していきます。
鉄部の塗装もおこないます。サッシの上に霧除けという庇(ひさし)が取り付けてあります。また、サッシの取り付けてあるシャッターもボックス部分は金属製ですので塗装して仕上げます。
基本的にはアルミ素材以外の所は塗装しますので、アルミサッシやバルコニーの笠木や手すりなど塗装できない部分はありますが、外壁以外に塗装出来る所は全ておこないますので、建物全体を綺麗に変える事が出来ます。
外壁塗装工事が完成しました。
汚れが目立っていた外壁が塗装工事で明るい印象に変わっています。こげ茶で塗った部分のラインが出て良いアクセントになりました。お客様にもイメージ通りに仕上がったと大変喜んでいただけました。
記事内に記載されている金額は2021年07月02日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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