世田谷区尾山台にて賃貸のマンションの一室にて雨漏りが発生しているので調査をしてほしいとのご依頼いただいたことがきっかけでした。
外壁からの雨漏りの場合原因が多岐にわたるので原因箇所の特定が難しい場合があります。雨漏り箇所の特定を行うために散水試験を行ったのですが、お客さまにもご了承いただき内装の石膏ボードを剥がしましたので今回はその復旧工事を行いました。
既存の石膏ボードはGL工法で固定されておりました。GL工法とはGLボンドを団子状につけてそこに石膏ボードを張り付ける工法で下地の調整の必要がありませんので工期が短いというメリットがあります。
また、壁紙にはサンゲツのリリカラベースLB-9403を使用しました。壁紙はメーカーによって仕様の変更や廃盤になるものが多く、当時使用したものと同じものを入手することが困難な場合があります。復旧作業を行う際には類似品になることもありますのでご了承ください。
施工後の仕上がりを確認していただき綺麗に仕上がっているので一安心したと言っていただけました。
私達、街の外壁塗装やさんでは散水試験後の復旧工事も承っておりますので雨漏りにお困りの方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください。
世田谷区尾山台にて室内に雨染みができているので調査してほしいとのご依頼があり、
散水試験を行わせていただきました。
外壁からの雨漏りは屋根からの雨漏りに比べて原因の特定が難しく、見ただけで判断できるものではないことが多くあります。そういった際に散水試験を行わせていただき、原因を特定したのちに補修等の工事をご提案させていただいております。散水試験には別途調査費用をいただいているのですが雨漏り箇所の特定が難しい場合には大きな役割を果たしてくれます。
また、散水試験を行う場合、特にRC造(鉄筋コンクリート造)は躯体を回ってくるので水が出てくるまでに時間がかかりますので水が出てくるのを直接確認するため石膏ボードを剥がして調査させていただく場合があります。
今回室内側を調査させていただく際に、壁紙の復旧もご希望との事だったので壁紙を剥がしての調査をさせていただきました。石膏ボードにまでカビが生えておりましたので内部に水が廻ってる状態でした。お客様にもご了承いただきまして後日改めて散水試験を行わせていただくこととなりました。
散水試験の様子をご紹介いたします。まずは石膏ボードまで剥がして準備を進めていき、実際に散水試験を行っていきます。侵入箇所として怪しいと思われる部分にしばらく水を当てて漏れ出てくるかを見ていきます。水をかける位置は下の方から行います。と言いますのも水は上から下に流れますので、上の方から散水試験をしてしまうと原因箇所が曖昧になってしまいどこから侵入しているのか判断つかなくなってしまう恐れがあるのです。
無事に原因箇所を特定することができました。原因箇所の補修を行い、問題のないことを確認したのちに内装の復旧を行っていきます。
既存の石膏ボードはGL工法で固定されておりましたので復旧もGL工法で行っていきます。GL工法とはGLボンドと言われる接着剤を団子状して下地に張り付けてそこにボードを貼り合わせていく工法で、下地の調整の必要がありませんので工期が短く済むというメリットがあります。またGLボンドは材料を練り合わせた後すぐに固まってくるので必要分だけ混ぜ合わせて手早く作業をしていく必要があります。
作業中は室内の養生をしっかりと行っていきます。GLボンドは固まるとモルタルのように固まってしまいますので床面に付着しないようにしなければなりません。
厚みなどを調整して石膏ボードを取り付けていきます。石膏ボードの厚みは12.5mmのものを使用しました。石膏ボードの厚みは他にもありますので既存のものにしっかり合わせてあげましょう。
石膏ボードを取り付けたら取り合いの部分をパテで埋めていきしっかりと固定いたしました。壁紙の施工は翌日に行いました。
まずは既存の壁紙を一面分剥がしていきます。浮いている壁紙の残りがあると新規の壁紙が浮いてきてしまうので浮きの出ている部分はしっかりと剥がしていくことが大切です。
壁紙を剥がした後は凹凸ができるのでパテで慣らしていきます。多少の凹凸でも壁紙の浮きなどの原因になりますのでこういった細かいことが重要になってきます。パテを塗ったら乾燥するまでしっかり待ちます。
パテの乾燥を待っている間に壁紙に糊付けをしていきます。糊付けをした後は埃が被らないように折り畳み袋で保管しました。
パテが乾燥したのを確認したら壁紙を張り付けていきます。空気を抜きながら作業を進めていきます。この際、剥がした後の壁紙に湿気があると多少のふくらみが生じる場合がありますが、その後乾燥しピンと張るのでふくらみはなくなりますのでご安心ください。
壁紙を貼り終えたら端部をしっかりと拭いて余った糊などを取り除いていき完成です。
壁紙はメーカーによって仕様が変わってしまっていたり廃盤になっていたりのスパンが短く、まったく同じものを手に入れることが難しいことがあります。その際には類似品を探してという事になることもありますのでその点お含みおきいただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年07月02日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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