
葛飾区立石で建てられてから25年程経過している
アパートの外装メンテナンスのご相談を頂いた事が始まりです。今回2度目の再塗装となりますが、お話しを進めて行く中で、
色選びにおいてこの際イメージを変えてみたいとのお話となり、従来とは異なる濃い系のカラーリングでの
外壁塗装施工となりました。
施工内容
外壁塗装 シーリング打ち替え 足場工事 色選び
表面のチョーキング症状や汚れが見受けられますが、これらは表面の塗装塗膜の撥水性が失われ、メンテナンスのタイミングである事を伝えているサインと言えます。更に鉄部等は錆び症状も見られ、早い段階での塗装が好ましい状況です。

これらの現状を踏まえ、
アパートオーナー様より今回このタイミングでこちらのアパートの外壁塗装工事を行う事でお話が進み、当社で施工させて頂く事となりました。その塗装工事に当たり、折角の機会とも言えるので、外壁の色を少し変えてみたいとの意向も承りました。
そこで、その
色選びにおいては
カラーシミュレーションを活用して選択して頂きます。先ずは正面のタイル調のサイディングの部分は現状色が薄めの茶系でしたので、それを濃い茶系にイメージを変えたいとの事になりました。それとボンタイル吹き付け仕上げのボードの部分は現状の近似色のベージュ系とそれに少し赤みを入れたヴァージョンで作成してみました。

上の二つは確かにイメージは変わりますが従来を踏襲した形である事は変わりません。もっとイメージを一新してみたらどうなるかと言う事で、これまでのツートンカラーでは無く全面濃い茶系の色で塗装してみたバージョンも作成したところ、お客様のイメージとも合致する事となりこの色合いで決定となりました。濃い茶色の09-20B、それにポイントとして白色のN-90で破風板、幕板を縁取り仕上げで、進めて行く方向となります。
工事は足場着工からスタートです。ご近隣の皆様へのご協力要請と共に、アパート改修工事においては居住者様へのお知らせとご協力要請が必要です。それぞれ各方面の皆様からのご協力の下、無事足場が組み上がりました。さてこれからが本番となります。
外壁塗装の作業の第一弾は高圧洗浄作業です。経年で付着したコケや汚れを落として行きます。外壁も勿論ですが、雨樋や幕板等の付帯部、窓や雨戸、更には塗装施工とは関連しませんが、アパート共用通路等も含めて、徹底的に洗浄していきました。

今回使用する材料はこちらです。関西ペイントのアレスダイナミックトップとなります。ラジカル制御形塗料の一つで通常のシリコン塗料よりも一つグレードの高い塗料です。耐久性も良く価格帯もそれ程高額でない事からも皆様によく選ばれる塗料のっ一つです。
サイディング部には目地シーリングが有りますので、そこは
打ち換え施工となります。既存シーリング材を撤去、マスキングテープでで養生して、新たなシーリング材を入れる前にプライマーを塗布致します。
シーリング材を充填し表面をヘラで形成していきます。更に窓廻り等の開口部廻りについてはプライマーを入れてその上からシーリングを打っていく増し打ち仕上げを行います。

シーリング施工を終えて、塗りの作業になる前に養生作業を行います。アパートの塗装ですので共用部等の養生が非常に重要となります。ノンスリップのビニールシートを使用しての養生作業となります。
いよいよ外壁の塗装工程です。先ずは下塗り材でので1回目の塗装作業です。この下塗りは中塗り、上塗りで使用する主剤塗料がしっかり密着する様にする為の準備的な初期塗装工程です。

色も白色で主剤塗料とは異なります。ですので塗り上がるとこの様に一旦外壁が全面白色になります。これで主剤塗料のダイナミックトップの密着力が高まって、耐久性の有る塗装仕上げへと繋がっていきます。
下塗り乾燥後、主剤塗料の1回目の塗布工程、中塗り作業となります。一通り満遍なく塗装していきますが、やはり1回目の中塗りだけでは色乗りや艶感も未だ生まれず、次の主剤塗料の2回目の上塗り作業が重要となります。
上塗りを行うと艶感や色味が更に増して鮮やかな仕上がりとなります。塗装施工はこの様に下塗り材による下塗り、主剤塗料の重ね塗りによる中塗り、上塗り、この3工程が基本と言う事です。
付帯部塗装となる幕板や破風板の塗装も同様です。こちらはアルミ製材ですので、ケレン処理で下地の目荒らし調整、ミッチャクロンを使用しての下塗りを行いました。
そこに主剤塗料による中塗り、上塗りの重ね塗りで仕上げていきます。こちらも3工程。外壁の仕上げと同様となります。
その他の付帯部塗装として、共用階段の手摺り、雨戸等の塗装も行います。これらの作業は居住者様のご理解とご協力が有って施工出来る作業です。皆様からのご協力も有り無事作業を進められました。
ベランダの手摺りや笠木、物干しの鋳物も塗装致しました。これも何年かに1回の改修工事ですので、塗れるものはしっかりと塗って仕上げていきました。

足場を解体して無事工事の完成です。メッシュシートに覆われていたこの3週間でしたが、久々に陽も入りスッキリ致しました。
アパート1階の入り口から共用雨通路に掛けても問題無く綺麗に仕上がりました。こちらも居住者の皆様に大変ご不便をお掛け致しましたが、施工の間多大なるご理解とご協力を頂き感謝の気持ちで一杯です。

ほぼカラーシミュレーション通りに完成し、イメージの一新を掲げた塗装施工もお客様にご満足頂けた様です。陽の光に反射した外壁は艶感も生まれバッチリ仕上がりました。私たち街の外壁塗装やさんでは、この様なカラーシミュレーションを活用した色選びを始め、戸建建物だけでなく、アパート等の塗装もご対応させて頂いております。現在
新型コロナウィルス対策も継続しておりますので、アパートオーナーの皆様も是非お気軽にお声掛けご相談頂けますと幸いです。
未だ1年を経過していませんが、お近くのお客様に用事が有りましたので、工事後点検に寄らせて頂きました。
外壁の塗装の方は勿論付帯部も含めて問題はありませんでした。塗装工事の施工は施工不良等が有った場合、比較的早い段階で不具合を来たしてしまう事も有ります。他にも外的要因で外壁等に傷がついてしまう等も考えられるので、こう言った工事後の確認は重要となります。こちらのアパートについては特に問題も無く外壁塗装の艶もしっかり保たれておりました。
私たち街の外壁塗装やさんでは各社の様々な塗料を用いて施工の方を致しております。こちらのお客様で使用した塗料は関西ペイントのアレスダイナミックトップ。日本ペイントのパーフェクトトップやエスケー化研のプレミアムシリコンと同様にラジカル制御形塗料となります。水性塗料ですが耐久性や艶感の方も有しており、現在外壁塗装工事おいては使用頻度の高い材料となります。
私たちは塗料選びからご提案、お手伝いさせて頂きます

お客様のご要望に沿って、この様々な塗料における特徴をご説明させて頂きご提案の方を致しております。尚、この
ラジカル制御形塗料を使用した外壁塗装工事の費用目安としては、大きさや塗り面積にも寄りますが、一般的な戸建て住宅で税込690,800円~お話しさせて頂いております。外壁塗装工事において、どの塗料を選べばいいのだろうかと言ったお悩みの皆様も、是非私共にお気軽にご相談頂ければと思います。
記事内に記載されている金額は2022年06月24日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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