今回塗装を行わせていただくにあたりお客様よりのご希望は次回のメンテナンス時期をなるべく遅らせたいので耐用年数が長いものを使用してほしいとのことでした。
既存の屋根材は防災瓦でしたが、下屋根部分のみ横葺きの金属屋根でしたので塗装を行うことになりました。使用した塗料は下塗りにカーボマスチック15Ｊ、中塗り・上塗りにファインSiを使いました。カーボマスチック15Ｊは錆止め入りの下塗り材なのですが非常に対候性の高い塗料で、塩害のひどい地域でも使用できるほどの防錆性能を発揮いたします。
仕上げ材はファインSiを使用しましたがこれにも理由があり、鉄部や雨樋は気温によって伸縮膨張を繰り返しており、塗膜が固い塗料を使用してしまうと動きに追従できずにひび割れを起こしてしまいます。そのためシリコンやウレタンのような塗膜の弾性が高い塗料で塗装を行うことをオススメしております。
カーボマスチック15Ｊは非常に硬化スピードが早いので塗装を行う際には迅速な対応が要求されます。使い方には十分お気をつけください。
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
屋根塗装
使用材料
下塗り：ジャパンカーボライン カーボマスチック15Ｊ、中塗り・上塗り：ファインSi（21-75B（7分艶））
築年数
築10年
ハウスメーカー
ハウスメーカー不明
施工期間
3日間
保証年数
保証はお付しておりません
建坪
下屋根：12.8㎡
工事費用
詳しくはお問い合わせください。
既存の屋根材は横葺きの金属屋根で、苔の発生や汚れの付着が生じておりました。せっかく外壁を綺麗にしても他の部分が汚れてしまっていたら余計に気になってしまいますよね。
また、外壁塗装の際には必ず足場は必要になりますので足場のあるうちに出来る範囲塗装をおこなってあげましょう。
汚れが付着したまま塗装を行うと塗膜の浮き等後々の不具合につながりますのでできるだけ綺麗にしてあげましょう。ジョリパット等汚れのつきやすい外壁であまりにも汚れのひどい場合には一度バイオ洗浄をしてから塗装を行うという事も可能です。
下塗り材にはジャパンカーボライン社のカーボマスチック15Ｊを使用しました。カーボマスチック15Ｊは高対候性の塗料で沿岸部の鉄橋など塩害の厳しい箇所にも使用されるぐらい高い錆止め効果を発揮します。
通常の下塗り材に比べると金額は高くなりますが、その分錆難くはなりますのでメンテナンス頻度を抑えたいという方にはお勧めの塗料です。
仕上げ材には日本ペイントのファインＳiを使用しました。ファインSiはシリコン系の塗料で、様々な箇所に塗装のできるオールマイティーな塗料です。
基本的に艶のある塗料ですが、調色時に艶を落とすこともできます。あまり艶を落としすぎると塗料自体の性能を損なうことにもなりますのでご注意ください。今回はお客様のご希望もあり7分艶のもので準備っせていただきました。
この状態でも綺麗な銀色のとても綺麗な仕上がりになっております。
乾燥する前に塗り重ねを行うと乾燥不良により不具合が生じてしまいますので乾燥時間は適度にとってあげましょう。
乾ききる前はテカテカとしておりましたが、乾燥後には艶が落ち着いておりましたので一安心です。
屋根の塗装工事は税込417,800円から承っております（屋根面積60㎡まで）。屋根の形状や面積、使用する塗料のグレードによって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
私達、街の外壁塗装やさんでは新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてマスクの着用を徹底しております。何かお困りごとございましたら安心してご相談ください。
記事内に記載されている金額は2023年03月30日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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