練馬区大泉学園町で外壁塗装工事をおこないました。
お問合せのきかけは、近所で工事をおこなっているという業者が来て屋根の棟板金が浮いていると指摘をされたので見て欲しいという内容でした。屋根に不具合は有りませんでしたがガルバリウム鋼板でのカバー工事をおこなう事となりました。
屋根工事をおこなう際には足場を架ける必要があります。足場が必要な工事は、他に雨樋工事と外壁塗装工事が有るのですが、現在の外壁を触ると指先に白い粉が付着しました。これはチョーキングといって、塗膜が劣化する事で塗料に含まれている顔料が粉上になって表面に現れた状態で、チョーキングが出ているのは劣化の目安になります。この状態を放置していると塗膜がどんどん劣化してしまい、外壁材自体を傷めてしまう事になります。
外壁はサイディングなのですが、セメントが主原料の窯業系サイディングではなく、金属サイディングが貼ってありました。元々はモルタルの外壁だったと思いますが、その上からカバー工事で金属サイディングが貼ってあります。軽くて耐久性が高い素材の外壁材ですが、チョーキングが出ていますので劣化が進んでサビによる腐食が出てしまうと大変です。
使用するのは日本ペイントのパーフェクトトップで、カラーシミュレーションを作成して色を決めました。色は57-60Cで雨水リーン系の色で仕上げていきます。
金属サイディングですので、下塗りにはプライマーを使用していきます。仕上げの塗料がしっかりと付着する様に下塗りをおこないます。外壁塗装では、雨樋や雨戸、霧除けなどの金属部分も一緒に塗装していきますので、建物全体が綺麗な状態に仕上がります。
屋根カバー工事で屋根の耐久性が上がり、外壁塗装で美観と耐久性を改善しましたので、今後は安心してお住まいいただけます。
私たち街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒の徹底、オンラインでの打合せにも対応しておりますので、安心して工事をお任せください。
お問合せのきっかけは屋根の不具合という事でしたが、足場をかかるのであれば一緒に外壁塗装も行いたい、という事で実際の外壁の状態を調べていきます。
屋根工事・外壁工事・雨樋工事をおこなう際には足場が必要になりますので、別々に工事をおこなうよりは一緒におこなった方が費用を抑える事にも繋がります。
外壁は金属サイディングが貼ってあります。元々のモルタル吹付け仕上げの外壁の上にカバー工事で金属サイディングが貼ってあります。表面に汚れが付き始めチョーキングも出ておりましたので、塗装工事にはちょうど良いタイミングです。
塗装工事をおこなう際には高圧洗浄をおこないます。高圧で噴出した水の圧力で汚れや劣化した塗膜を洗い流します。仕上がってしまうと高圧洗浄を行ったかどうか確認する事は出来ませんが、汚れや劣化した塗膜が残っていると仕上げの塗装が浮いたり膨れたりしてしまう原因になりますので、丁寧に高圧洗浄していきます。
仕上げの色を決める際にカラーシミュレーションを作成します。撮影した外観写真に色を当てはめて仕上がりのイメージを持ちやすくして打合せを進めます。お好みの色や仕上がりのイメージをお伝えいただくと、カラーシミュレーションを何パターンか作成してイメージ通りの色に仕上がるように何度も打合せして決定していきます。
仕上げに使用するのは日本ペイントのパーフェクトトップです。ラジカル制御型の塗料で、汚れが付き難く耐久性が高い塗料です。今回塗装する面は金属サイディングですので、下塗りはファインプライマーⅡを使用します。どの様な下地に塗装するのかによって最適な下塗り材と仕上げ材をご提案致します。
塗装工事は3回塗りで仕上げます。一番最初の工程は下塗りで、塗装する面の傷みを保護し仕上げの塗料の付着性を高めるために必ず必要になります。下塗りも高圧洗浄と同様に仕上がると見えなくなる部分ですが、仕上がりの塗料の耐久性を左右する非常に重要な工程になります。
金属サイディング自体はそれほど傷みは有りませんでしたので、問題なく下塗り作業も終わり仕上げの塗装に取り掛かります。仕上げの塗装は2回塗布しますので、1回目の塗装作業を中塗りといいます。
中塗りだけでも色を付ける事は出来ますが、耐久性は確保できません。2回塗装する事でパーフェクトトップは最大限に持っている性能を発揮しますので、仕上げの2回目上塗り作業もしっかりとおこないます。
外壁塗装が完了しました。3回塗装した事で汚れ防止や塗膜の耐久性をしっかりと確保する事が出来ます。カラーシミュレーションと塗板で確認した通りの仕上がりになっています。
外壁塗装では外壁以外にも塗装する部分があります。その部分を付帯部といい、使用する塗料を変えて塗装していきます。軒天部分には水性ケンエースを使います。軒天は直接雨が当たりにくい部分なのですが、風などが巻き込む部分で結構汚れや雨染みなどが付きやすい部分です。そのため、汚れの付き難い塗料で仕上げていきます。
軒天の塗装は水性ケンエースを2回塗りで仕上げます。軒天の傷みが酷い場合は下地処理や張替えをおこなってから塗装するのですが、今回は傷みは殆どありませんでしたので、通常の塗装工事で綺麗に仕上がりました。
金属部分や塩化ビニル部分にはファインウレタンを塗布します。金属部分の下塗りはサビ止めとなるので、ペーパーを当てて下地処理をおこなったあとに仕上げの塗装をおこないます。
レンジフードや窓の上に取り付けてある庇(霧除け)は鉄板で出来ていますので、サビ止めを塗布した後にファインウレタンの255という色で塗装していきます。
玄関ドアはアルミ製ですが勝手口ドアはスチール製でしたので、レンジフードなどと同様に塗装して仕上げていきます。外壁だけでなくこの様な付帯部分も経年によって塗膜が劣化し色も薄くなっていきますので、綺麗に塗装していきます。
バルコニー下に一部トタン屋根がありますので、こちらもサビ止めを塗布してから仕上げ塗装2回塗りをおこなって仕上げます。屋根の側面部分の破風板は窯業系サイディングなどと同じ素材の物が使用されていましたので、下地処理を行って塗装仕上げです。
雨樋や雨樋が吊ってある部分の鼻隠しも同様にファインウレタンの255を塗装します。255はチョコレートというこげ茶色で、建物がグッと締まりますので外壁の色に合わせてこの様な付帯部分の色も決めていきます。
最後に雨戸を塗装していきます。大きな面で表面が波打つ仕上げになっているので、刷毛やローラーの目が出にくい様に吹付けで仕上げていきます。ペーパーを当てて表面を目荒らししてから吹付けていきます。
雨戸本体と雨戸がしまわれている戸袋の鏡板を吹付け塗装で綺麗に仕上げていきます。雨戸塗装が終わり外壁塗装工事が完了しました。
足場を外して外壁塗装工事が完成しました。カラーシミュレーションと実際に塗装した塗板を使用して色を決めましたので、イメージ通りに綺麗に仕上がったとお客様にも大変喜んでいただけました。
パーフェクトトップでの外壁塗装工事は税込み745,800円から受けまわっております。外壁の仕上げや面積、傷み具合によっても変わってきますので、まずはお気軽にご相談ください。
私たち街の外壁塗装やさんでは、
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記事内に記載されている金額は2023年03月31日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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