渋谷区代々木で玄関ポーチの補修工事をおこないました。
玄関ポーチには何段かの階段があり、一番上の部分のタイルが割れて剥がれている状態でした。調査に伺いした際にはテープが貼って養生してありましたが、一番先の部分の『段鼻』という部分のタイルが剥がれており、そのままにしておくと乗った時にズレてしまう可能性があり危険な状態です。
補修方法としてはタイルの張り替え工事がありますが、全く同じタイルが無い可能性もあり、下地が鉄骨製の階段の上にタイルが貼ってあるために他も剥がれてしまう可能性があります。
そのため、今回は一番上のポーチ部分の床面をタイルから長尺シートへの張り替え工事をおこう事になりました。表面に滑り止め加工が施されたシートを張りつけて、段鼻も滑り止めが付いているものを貼っていきます。タキロンのタキステップ3Wです。
タイルとは全く質感が違いますが、色味はなるべく近いものを選択しましたので、余り違和感なく仕上げる事が出来ました。
私たち街の外壁塗装やさんでは、点検・お見積もりを無料で対応しております。お住まいの事でお悩みやお困りのことがございましたら、お気軽にお問合せいただけますと幸いです。
お問い合わせいただいた玄関ポーチの状況です。階段の先に広い面がありますが、一番上の段の一番先の方(段鼻)のタイルが割れて剥がれている状態でした。お客様の方でガムテープを貼って養生してあります。全体的にどのようになっているのか
点検していきます。
剥がれているのは段鼻部分だけなのですが、踊り場部分を叩くと浮いてしまっている音がしますので、接着が剥がれて浮いていて目地で止まっているような状況でした。段鼻から踊り場部分にかけてのタイルを剥がして、今回はタイルの張替えではなく、タイルをはがした部分に長尺シートを張る工事を行うことになりました。
元々浮き気味な状態でしたので、タイルの撤去は比較的スムーズに進みました。段鼻部分から皮スキを差し込んでハンマーで叩くとタイルが持ち上がって剥がれていきます。壁際の部分だけ目地でカッターを入れて立ち上がりと縁を切ってから撤去していきます。
タイル撤去は完了しました。もともとのタイルの形で線が見えます。仕上げにはタイルを使用しませんので、下地の状態を平らにしていく必要があります。
下地がガタガタになっていたり出っ張りがあったりすると長尺シートを張ってもうまく納めることができません。そのため薄塗でモルタルを塗って下地を平らにしていきます。もともと勾配がついていますが雨水がたまりにくくするためにも若干勾配をつけて下地工事を行っていきます。
モルタル下地が完成しました。
下地が平らになりましたので、この後乾燥させてから長尺シートを張っていきます。
下地のモルタルが乾燥しましたので、長尺シートを張っていきます。まず全体に接着剤を塗布し、段鼻に滑り止めがついているタキステップ3Wを使います。
下地が作られていますので、接着剤を塗布したところに上から押さえて圧着して貼っていきます。過度の裏側は接着性を高めるために更に接着剤を充填してから貼っていきます。
上からローラーを転がして密着させていきます。奥の踊り場スペースとは位置を合わせてぴったりくっつく様にカットして納めます。
長尺シートのジョイントをピッタリ合わせてローラーで抑えて密着させていくと、ジョイントも全くわからず綺麗に仕上がりました。部分的や簡易的な補修工事は税込み33,000円型承っております。今回の様な工事の場合は、下地の状態・使用する材料・面積によってかわりますので、まずはお気軽にご相談ください。
長尺シートが張り終わりましたので、回りの取り合い部分にシールを打っていきます。玄関ポーチ自体は鉄骨製の階段の上になりますので、端部から雨水が入り込んで鉄骨を腐食させないようにしていきます。
長尺シートを差し込むように納めましたので、鉄骨製の枠との隙間にコーキングを充填し、表面を抑えて慣らしていきます。こうする事で雨水が侵入することなく鉄骨階段自体への影響も少なくて済むようになります。
玄関ポーチ修理工事が完成しました。
元々タイルだった部分を下地から直して長尺シートを張りました。平らな下地の上に接着していますので下地の影響も受けにくく雨水も流れる様になりました。
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記事内に記載されている金額は2023年08月18日時点での費用となります。
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