稲城市大丸にお住いのお客様よりお問い合わせいただき現地調査を行わせていただきましたことが工事のきっかけになりました。
現地にてお客様にお話をお伺いすると、築10年程で外壁の色褪せが気になってきたので塗装を検討しているとのことでした。
外壁や屋根材に寄す使用されているモルタルやスレートの主成分はセメントになります。セメントはもともと水を吸いやすい素材になりますので塗膜が劣化して撥水性が落ちてくると水を吸うようになってしまいます。
水を吸ったスレートやモルタルの耐久性は低くなってしまいますのでクラックなどができやすくなってしまいます。早めのメンテナンスを行い耐久性の保持をしてあげると良いでしょう。
塗装工事を行うには足場の架設が必要になりますのでできる範囲の工事は一緒に行うと費用の節約につながります。
使用材料
日本ペイント ファインパーフェクトベスト(ローマオレンジ)
稲城市大丸にお住いのお客様より塗装のメンテナンスを検討しているとのことでお問い合わせいただきまして現地調査を行わせていただいたことが工事のきっかけになりました。
築10年を越えて外壁の汚れが気になってきたとのことでしたが、併せて屋根のメンテナンスも行いたいとのことだったので併せて調査を行いました。外壁塗装を行う際は足場の架設が必要になりますので行える工事は一緒に行ってあげると良いでしょう。
既存の屋根材はスレートが使用されておりました。スレートは製造年によってメンテナンスの方法が異なってきます。2002年より前に建てられた物件ではほぼ間違いなくアスベスト含有のスレートが使用されております。メンテナンス方法としては塗装も可能ですが、築年数的には屋根のカバー工事や葺き替え工事がオススメです。2002~2008年の期間に製造されたのはノンアスベストスレートなのですが、耐久性に問題がある製品が多く塗装によるメンテナンスがオススメできません。2008年以降のものもノンアスベストスレートですが、製造技術の進歩により耐久性が向上しておりますのでメンテナンスとして塗装を行うことができます。
今回は屋根と外壁の塗装工事のご用命をいただきましたので工事の様子をご紹介いたします。
今回はスレートの塗装ですので作業工程に縁切り作業が入ってきます。縁切り作業とはスレートの重なり部分が塗料で埋まってしまうのを防ぐ作業で塗装工事を行うにあたって非常に重要な工程です。この工程を怠ってしまうとせっかく塗装したのに雨漏りを起こしてしまうこともありますのでご注意ください。
縁切り作業は塗装後に人の手でカッターを使って行うか、
タスペーサーというものを隙間に挟み込んで隙間を開けるという方法がございます。今回は後者のタスペーサー対応を行いました。スレートの反りが酷くタスペーサーを挟み込んでも効果が無い場合は人の手で開けていきますがほとんどの場合タスペーサーを使用します。
下塗り材には日本ペイントのファインパーフェクトベスト強化シーラーを使用しました。屋根や外壁の塗装を行う際には塗料の吸いこみを抑えることと、下地の調整のために下塗りを必ず行いましょう。
仕上げ材は同じく日本ペイントのファインパーフェクトベストを使用しました。屋根の塗装に使用する塗料はほとんどのものが調色対応ができません。外壁と異なり屋根の上は非常に過酷な環境化になりますのでメーカーの方で準備されている基本色の中からお選びいただくことになります。
それでは屋根の塗装工事の開始です。
まずは高圧洗浄で既存の汚れを落としていきます。まだ築浅でスレートに付着した汚れも沈着しておりませんでしたので高圧洗浄をかけるだけでみるみるうちに汚れが落ちていきました。
これだけ綺麗になっていくと見ていて非常に気持ちがいいですね。洗浄が終わりましたら乾燥が必要になりますのでその日の作業は終了です。
次の日の作業はスレートの補修から行っていきます。軽微なひび割れ等はシール材で補修をかけていきます。
補修が完了したら下塗りを行っていきます。ローラーを使って塗りこんでいきます。
下塗りが終了したらタスペーサーの挟み込みを行っていきます。タスペーサーの挟み込みは非常に大事なので漏れの無いようにしっかりと行いましょう。
タスペーサーの設置が完了しましたら中塗り作業を行っていきます。中塗りの時点で屋根の仕上がりがある程度見えてきますが、上塗りすると更に発色が良くなりますので仕上がりが楽しみになります。
上塗り作業の様子です。太陽に当たって艶が綺麗に出ておりました。屋根に使用する塗料のほとんどは艶有の塗料です。太陽光を反射して紫外線による劣化を抑えることができます。
最後に塗り残しがないか、縁切りがしっかりできているかを確認して作業終了です。
これで屋根の塗装工事が完了になります。発色の良い朱色で綺麗な仕上がりになりました。
差し棟部分も綺麗に仕上がっており、外壁のアイボリーともよくマッチしております。
施工前にカラーシュミレーション作成も行いましたが、ほとんどイメージ通りの仕上がりになりました。
街の外壁塗装やさんでは
屋根の塗装工事は税込415,800円から承っております(屋根面積60㎡、弱溶剤シリコン塗料使用の場合)。既存の屋根材や使用する塗料によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年08月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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