築15年になるお住いの、ベランダ床が紫外線と雨、冬季間の雪の影響で表面のFRP防水機能が劣化しているとのことで工事のご依頼をいただきました。現状は汚れがついているのと、防水が切れている部分がありまして時期としてはそろそろ再施工の時期に来ております。施工については朝9時から午後1時ころを終了の目安に作業を開始します。施工の面積としては約1坪になります。
まず床の表面の汚れを落としていきます。現状の亀裂箇所も確認していきます。
床表面の汚れを取り除き次はプライマー処理をしたうえで、写真上白く見える部分のグラスファイバーメッシュを張り付けていきます。このメッシュが防水工事上大切な下地になります。
経年劣化で表面の防水塗膜が剥がれ落ちています。施主様のお話をお聞きすると冬場にベランダに雪を残してしまうことが多かったとのことで、凍結の影響がFRPを痛めてしまった可能性があるように思われます。今回、再度グラスファイバーメッシュを張り付けて施工することにより新築よりも強い防水層を形成します。
ガラスメッシュの上に防水性を高める樹脂を塗りこみます。染み込ませる感じです。
樹脂を均一に塗り込んでいきます。これにより防水面の強化になります、施工に関しては雨や温度の影響がない限り1工程40分くらいを目安に進めていきます。
樹脂の塗布が終了しました。硬化するまで時間をおきます。
樹脂の塗りが終了して、FRP防水の下塗り作業です。比較的早く硬化していきます下塗りが終了したら最終の塗仕上げです。下塗りに比べて艶と弾力のある仕上がりになります。FRP防水工事完了になります。
仕上げの塗作業です。隅々立ち上がり部分までローラーでしあげます。外壁との接合部分は特に念入り塗り込みます。
FRP防水工事終了です。艶のあるきれいな仕上がりで、これで雨漏りの心配も無く安心してお住まいいただけます。
記事内に記載されている金額は2017年11月16日時点での費用となります。
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