近隣などに迷惑が掛かってしまう前にメンテナンスをしてもらいたいとのご希望で公開の工事と至りました。
実際、破損部分から雨が吹き込みなどの被害事例は多く、痛んだ木部の交換や補強、その他必要な箇所のメンテナンスを行うことも多々あることから早めのメンテナンスが必要です。
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
その他 サイディング張替え 雨戸カバー工事
使用材料
ケイミュー製 窯業サイディング
築年数
約35年
施工期間
4日
工事費用
税込み330,000円
雨戸戸袋は、普段使わない時に雨戸を収納しておくためのスペースです。
雨戸を戸袋にしまっておくことで、外観をスッキリさせるだけでなく、雨戸自体を守る効果もあります。
しかし、木製の雨戸戸袋は次のようなリスクがあります。
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雨水の侵入による木部の腐食
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塗装の剥がれによる美観の低下
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戸袋内部の腐朽やシロアリ被害
こうした劣化を放置すると、建物全体の耐久性や防水性にも悪影響を及ぼすため、早めの対策が必要です。
特に戸袋や木製の鏡板は、紫外線や雨風の影響で塗膜が剥がれ落ち、木材自体がボロボロの状態でした。
腐朽が進んだ木材は強度を失っており、そのまま残しておくと将来的に雨漏りや構造的な不具合を引き起こす可能性があります。
特に雨戸の敷居部分は雨水が溜まりやすく、腐食しやすい箇所ですので、耐久性のある木材を用いて交換。
塗装を施すことで防水性が高まり、外壁材や木材の腐食を防ぎます。
雨戸戸袋の修理には、劣化の度合いによって方法が異なります。
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軽度の劣化：塗装の塗り替え、部分補修
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中程度の劣化：鏡板の張り替え、木部の部分交換
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重度の劣化：戸袋全体の交換、アルミ製や樹脂製へのリフォーム
今回の袖ヶ浦市神納での事例では、中度～重度の劣化が見られたため、付帯部メンテナンス工事として解体から下地補修・鏡板交換・塗装仕上げまで一連の工事を行いました。
記事内に記載されている金額は2025年08月29日時点での費用となります。
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