木更津市文京に所在する(株)シェアテック本社のリフォーム工事が竣工しました。(株)シェアテックは、街の外壁塗装やさんと街の屋根やさんを運営しているリフォーム会社です。2019年4月に袖ケ浦市福王台から移転したのですが、2階がオフィスとなっており、1階と3階はあまり手を入れていませんでした。
来客の際には、2階で対応していたのですが、1階で対応できるよう、室内のリフォーム工事を行いました。そして3階は、スタッフが休憩時間に使用できるトレーニングルームになりました。その他にも玄関口の軒天補修や階段床の張替え、屋上のメンテナンスも行いましたので、その様子をご紹介します。
施工内容
室内塗装 防水工事 シーリング打ち替え その他 室内リフォーム
まずは、建物入口付近の軒天工事を行っていきます。軒天には目立つシミや破損等は見られませんが、繋ぎ目が目立ち始めていました。今回のように、表層のみに劣化症状が見られた場合には、既存の軒天材の上から新たな軒天材を張り付ける、軒天増し張り工事が最適です。
軒天の増し張り後には、塗装を行います。しかし、塗装する前には、パテ処理と養生を行わなければなりません。
パテ処理とは、繋ぎ目にパテと呼ばれる充填剤を塗り、表面を滑らかにする作業を言います。パテ処理などの下地調整は、仕上がりを大きく左右する大切な工程です。
パテ処理後、養生を行っていきます。外壁塗装でも行う作業なので、ご存じの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。塗料が付着してはまずい部分にビニールを被せる作業になります。こちらもトラブルを未然に防ぐ重要な工程ですね!
軒天の塗装には、ケンエースG-Ⅱを使用しました。様々な部分に使用可能な水性塗料です。ヤニ・防カビ・シミ止め効果や優れた透湿性を発揮しますので、湿気が籠りやすい軒天の塗装に適しています。
室内の天井には、ジプトーンと呼ばれる素材が使用されていました。ジプトーンとは、写真のような白色に黒い斑点模様が特徴的な素材です。学校や病院、事務室といった公共施設に幅広く使用されますので、皆様一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
今回、お客様をお出迎えする空間にしますので、内壁に合わせた天井へ張替えます。
天井材を撤去すると、鉄骨があらわれますので、ボードを貼っていきます。繋ぎ目にできた隙間は、パテを塗ることで平らになります。上からクロスを貼る際に、表面が凸凹していると、綺麗に仕上がりませんので丁寧に行います。クロスは、天井や床を仕上げるシート状の仕上げ材です。
クロスを貼り終えた後の天井がこちらです。木目柄がお洒落な天井になりました。まるで本物の木材のような仕上がりです。木材柄の他にも、色々なデザインがありますので、お気に入りの柄が見つかると思います。
既存の壁材を剥がし、色の異なる彩木を打ち付けていきます。彩木は、一つ一つ色や幅が違いますので、自然な雰囲気ですよね。また、立体感もあって、更に素敵な印象です。
内壁には、様々な素材を使用します。それぞれサイズや色が違いますので、メリハリのある、見ていて楽しい内壁になりました。サイズや色の異なる素材をセンス良く並べることは、とても難しいものです。
床には、天井や内壁に合わせて、木材柄のクッションフロアを貼りました。クッションフロアは、塩化ビニール素材で作られ、クッション性に優れたシート状の床材になります。天井と同様、とてもリアルですよね。
1階の内装リフォーム後がこちらです。爽やかで落ち着いた空間になりました。前文でも記載したように、内装には立体感があるのですが、写真では伝わりきれないのが残念です。
トイレは和式から様式になりました。やはり、機能性は重要ですよね。壁もタイル調から、可愛らしい動物柄へ変わりましたので、リラックスできる空間になったと思います。内装に黄色を取り入れることで、明るい雰囲気にもなりました。
入口の自動ドアから入るとすぐには、らせん階段があります。2階のオフィスに向かう為、スタッフ全員が毎日必ず歩く階段です。深みのあるワインレッドもお洒落な印象で素敵なのですが、室内の爽やかなイメージに合わせて張替えます。
既存の階段用床材を剥がし、新しいものを階段の形状に合わせてカット
まずは階段の床材を綺麗に剥がし、下地を整えます。その後、階段の形状に合わせて、新規床材を丁寧にカットしていきます。らせん階段の床は、湾曲している部分が多く、内側と外側の幅も異なりますので、通常の階段よりも採寸が難しくなります。
カットした床材が模様になるよう張替えていきます。使用した床材はシール式なので、接着剤を使う必要がありません。難しい技術や知識、道具が無くても取り扱えますので、DIYを検討している方にもお勧めです!
階段床の張替えが完了しました。3種類の床材を使用し、華やかな幾何学模様のらせん階段になりました。床材のデザインは豊富にありますが、こうして並び替えて模様を作ることで、オリジナリティが増します。一工夫することで、見る人も楽しめるのではないでしょうか。
階段床の張替え前と張替え後の様子です。比べて見ると、かなり印象が変わったのが分かりますよね。張替え前も素敵ですが今回、壁や玄関床・手すりの同系色を選びましたので、今まで以上に空間とマッチしている気がします。
3階は元々、一つの広い部屋となっていました。間仕切り壁を作り、トレーニングルームと撮影室に大改造しましたので、その様子をご紹介します。こちらはトレーニングルームになる空間です。ジプトーンの天井は黒く塗装し、内壁には赤系のクロスを貼りました。天井を黒色にすると、引き締まった印象になりますね。
床は1階と同様、クッションフロアを貼ります。床を綺麗に清掃し、塵を取り除き、クッションフロア用の接着剤を塗っていきます。その後、繋ぎ目に隙間ができないよう、一枚一枚丁寧に貼っていきます。
撮影室側の床には、ロイヤルストーンを使用しました。ロイヤルストーンは、東リ株式会社が販売しているフロアタイルです。石目柄がプリントされており、高級感がある魅力的な製品です。内装に取り入れるだけで、室内の雰囲気もガラリと変わります。
床一面にフロアタイルを貼っていくと、隅には若干の隙間ができてしまいます。しかし、フロアタイルは塩化ビニール素材なので、カッターで簡単にカットすることが可能です。隙間の大きさに合わせてカットし、貼っていきます。貼り終えましたら、掃除機をかけ、綺麗にします。
続いて、間仕切り壁を設置していきます。間仕切り壁は、空間をいくつかの部屋に分けることを目的とした壁です。生活している上で、「部屋の数を増やしたい!」と思われる方、結構いらっしゃると思います。間仕切り壁を設置することで、そういったお悩みも解決できます。
間仕切り壁の枠を取り付けていきます。縦横の採寸を行い、枠を設置する箇所を決めてから、ビスで固定します。
枠と扉を設置後、ガラスをはめ込んでいきます。上から3段目の横1列には、曇りガラスを使用しました。乳白色で不透明なので、目隠し効果があります。トレーニングルーム等のプライベート空間に取り入れる方も多いのではないでしょうか。また、太陽光を適度にシャットアウトする効果もありますので、眩しすぎる部屋に取り入れるのも良いと思います。
室内リフォーム後、組み立てたトレーニング器具を並べた様子がこちらです。とても本格的なトレーニングルームになりました。天井・内壁ともにシックな色なので、落ち着いた印象ですが、床に木目調を取り入れることで、垢抜けたように思えます。天井には照明も取り付けられていますので、いつでも明るい空間でトレーニングすることができます。
隣の撮影室はシンプルで爽やかな印象になりました。写真や動画を撮影する空間ですので、やはり白を基調とするのが一番ですよね。白色を多く取り入れると、室内も余計に広く感じます。
屋上のメンテナンスも行いました。移転後、防水工事は行いましたので、今回は笠木の繋ぎ目を補修します。笠木は、陸屋根(屋上)の周囲に立ち上がる低い壁や、ベランダ・バルコニーの手すりといった様々な箇所に取り付けられており、防水機能を担っています。
笠木の繋ぎ目周辺に養生テープを貼り、プライマー100を充填します。プライマー100は、株式会社ダイフレックスが製造・販売している防水材です。ダイフレックスと言えば、無機塗料のダイヤスーパーセランフレックスが有名です。防水材だけではなく、有名な外壁塗料も多数販売している会社なので安心です。ある程度、乾燥しましたら、養生テープを剥がします。
笠木の繋ぎ目補修が終わりました。この繋ぎ目から雨漏りが発生してしまうケースは多く、それを防ぐ為にコーキング材を充填して、防水機能を高めます。しかし、コーキングは経年とともに劣化しますので、10年を目安に打ち替えることが好ましいです。陸屋根やベランダ、バルコニーのあるお住まいは、笠木が劣化していないか確認してみましょう。
私たち街の外壁塗装やさんでは、室内塗装やクロスの張り替えといった工事も承っております。お気軽にご相談ください。
段々、新型コロナウィルス感染者も減ってきましたが、油断は禁物です。街の外壁塗装やさんでは、引き続き新型コロナウィルス対策を実施しています。
記事内に記載されている金額は2021年10月13日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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