館山市八幡にお住まいのお客様は、外壁の汚れと目地の劣化が気になり、外壁塗装を検討されたそうです。今回、ツートンカラーを使用した塗装で、イメージチェンジも図りたいとの事でした。淡いモカとブラウンの組み合わせによって、ナチュラルで温かみのある印象に仕上がりました。
ツートンカラーで塗装を行う際には、色の組み合わせや塗り分け方が重要になります。それらのことでお困りの際には、私たち街の外壁塗装やさんが実施しているカラーシミュレーションをご活用ください。
使用材料
ダイヤスーパーセランフレックス(No.34・No.39)、パーフェクトトップ(色番号:J09-20B)、ケンエースG2、オートンイクシード
お問い合わせを頂き、現地調査へお伺いしました。私たち街の外壁塗装やさんでは現在、新型コロナウィルス対策として、マスクを着用し、お客様のもとへお伺いしております。
築17年になるお客様邸には、お洒落な窯業系サイディング外壁が使用されていました。まずは外壁に触れて、チョーキング現象の発生を確認します。チョークのような粉が付着した場合には、チョーキング現象が発生しており、塗料の寿命を示します。お客様邸の外壁では若干の症状は見られたものの、手袋が汚れるほどではありませんでした。
外壁同士のつなぎ目である目地には、雨漏り防止やクッションの役割を担うシーリング材が充填されています。お客様邸の目地を見てみますと、汚れが目立っておりました。
一般的なシーリング材の寿命は7~8年程度と言われていますので、既に寿命を迎えてしまっている状態です。シーリング材の劣化が進行すれば、雨漏りや外壁のクラック(ひび割れ)リスクが高まりますので、早めに打ち替えましょう。今回は、お客様のご要望により、シーリング打ち替え工事と外壁塗装を実施することになりました。
まずは足場仮設とメッシュシートの取り付けを行います。この作業によって、近隣へ塗料が飛び散るのを防ぎ、施工スタッフの安全を確保することができます。住宅一軒を囲いますので、作業は半日ほど掛かります。
その後、高圧洗浄で外壁に付着した汚れや旧塗膜を洗い流します。付帯部(雨樋・破風等)と軒天の塗装も行いますので、合わせて洗浄していきます。洗浄後は乾燥させる為、後日改めての作業となりますのでご了承ください。
外壁塗装を行う前に、目地のシーリング打ち替えを行います。お客様は、「耐久性のあるものを使用したい」とおっしゃっておりましたので、オートンイクシードを使用しました。オートンイクシードは、特殊高耐久ポリマー(LSポリマー)を配合することにより、これまでにない耐久性、耐候性を実現したシーリング材です。15年超えの耐久性が期待できます。
既存のシーリング材を撤去し、オートンイクシードで打ち替えました。雨漏りしやすいサッシ廻りには増し打ちを行っております。
塗料が付着してはまずいドアや窓にはビニールを被せ、養生します。養生を終えましたら、いよいよ塗装です。まずは下塗り材のワイドシーラーホワイトで塗装していきます。様々な既存塗料との密着性に優れた接着用塗料です。
下塗り乾燥後、中塗りと上塗りを行っていきます。今回はお客様のご要望により、ダイヤスーパーセランフレックスのNo.34とNo.39の2色を使用しました。ダイヤスーパーセランフレックスは、超耐候・超低汚染型変性無機塗料です。フッ素塗料をしのぐ耐候性と低汚染性によって、汚れの付着しにくい外壁を長期的に維持します。
塗り分けている写真を見ると、3色使用されていますよね。お客様邸は元々、幕板(1階と2階を区切る板)が無く、それを表現する為に、濃いブラウンで塗装しました。こちらの塗装には、ラジカル制御塗料のパーフェクトトップ(色番号:J09-20B)を使用しております。
雨樋などの付帯部は、濃いブラウンで塗装しました。幕板部分と同様、パーフェクトトップ(色番号:J09-20B)を使用しました。雨樋を塗装する際には、表面を紙やすりで磨き、凸凹にしてから塗装します。そうすることで、塗料の密着性を高めることができます。
外壁塗装を終えたお客様邸は、ナチュラルで温かみのある印象に仕上がりました。塗装で表現した幕板によって、1階と2階の境界線がハッキリしましたので、メリハリもつきました!
外壁塗装によってイメージチェンジを図りたいとお考えの方は是非、街の外壁塗装やさんへご相談下さい。ツートンカラーでの塗装も数多く行っております。
記事内に記載されている金額は2020年11月30日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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