銚子市高田町にお住まいのお客様よりお問い合わせをいただき、後日点検調査に伺いました。お客様のお住まいのサイディングには、苔の発生と黒ずみが見られました。どちらも塗料劣化によるものです。お住まいは常に紫外線によるダメージを受け、約10年ほどで防水機能を失ってしまいます。お客様へ点検内容をご報告し、外壁塗装工事をご提案させていただきました。
使用材料
日本ペイント パーフェクトトップ(ND-105)
お問い合わせをいただいた後、点検調査に伺いました。お客様のお住まいの外壁はサイディングなのですが、苔の発生や汚れの付着による黒ずみが見られました。苔や汚れは塗料の劣化が原因で発生します。防水機能の役割を持つ塗料が劣化することで、サイディングは雨を吸い込んでしまい、日光の当たりにくい北側に特に苔が繁殖します。また、防水効果が失われるために付着した汚れが雨で洗い流されずに蓄積されて黒ずみになります。このままでは、外観も良くないですし防水効果も低下しているので塗装が必要です。
庇や軒天も劣化が進んでいました。庇(写真左)は、錆が発生し一部塗料が剥がれてしまっているので、これ以上錆が広がらないように錆止めと塗装が必要です。軒天(写真右)も地上かた見える部分ですので、外壁と一緒に塗装することでお住まい全体が綺麗に見えます。
足場とメッシュシートの設置が終わったら、高圧洗浄で塗装箇所の汚れや苔を綺麗に洗い流します。汚れを落とすことで下地と塗料の密着度があがり耐久性のアップに繋がりますので、塗装工事には欠かせない工程です。洗浄が終わったら、サイディングの目地や窓のサッシ周りなどの
コーキング補修を行います。コーキングは雨の侵入を防ぐ大事な役割を持っていますが、塗料同様経年で劣化してしまいます。放置すると雨漏りなどの不具合を引き起こしますので塗装前に補修を行います。
下塗りを行なっていきます。下塗りとは、塗料と外壁の密着を高めるために下塗り材を塗る工程です。今回は下塗り材に、日本ペイントのパーフェクトサーフを使用しました。お客様は苔にお悩みのようでしたので、防苔、防藻、防カビ性のあるパーフェクトサーフをご提案させていただきました。パーフェクトサーフは密着力も高く、塗料の持ちも期待できます。
下塗り材が乾燥したら、塗料を塗っていきます。塗料は日本ペイントの
パーフェクトトップを使用しました。カラーはND-105です。パーフェクトトップは紫外線によるダメージを抑えることで色あせを防ぎ、綺麗な状態を保つことができるのが特徴です。高性能な上、価格が比較的低いためとても人気のある外壁塗料です。パーフェクトトップを下塗り材の上に重ねていきます。この工程を中塗りと呼びます。その後塗料が乾いたら、もう一度同じ色で重ね塗りをする上塗りを行います。上塗りをすることで色むらの防止や塗料のもちの良さを高めることができます。下塗り、中塗り、上塗りが終了したら外壁塗装は完了です。
続いて、付帯部と呼ばれる庇や軒天の塗装の様子をご紹介致します。まず、古い塗膜や錆、汚れを落とすためのケレンを行います。
ケレンはサンドペーパーや工具で塗装箇所を擦って、塗膜や錆を落とし、塗料の密着力をあげる作業で、特に金属部分の塗装には欠かせません。ケレンが終わったら、錆止めを塗布します。錆止めが乾いたら塗料を塗って庇の塗装は完了です。
軒天の塗装には防カビ性を備えた日本ペイントのケンエースG-Ⅱを使用しました。軒天は劣化が進み、塗料が剥がれていたのでケレンで塗料を綺麗に落としてからケンエースG-Ⅱを塗ります。軒天は、軒天の下の空間を明るく見せるために白色で塗装することがほとんどです。
付帯部を含む
外壁塗装工事が完了いたしました。クリーム系の外壁に付帯部の濃いブラウンがアクセントとなり、シックな雰囲気に仕上がりました。苔や黒ずみもなくなり、新築のように見えます。
お住まいを守る塗料は毎日紫外線によるダメージを受けて、劣化していきます。お住まいを守るためにも10年前後での塗り替えをおすすめします。点検やお見積もりの作成は無料で行なっておりますのでぜひご活用ください。現在は
新型コロナウイルス対策を行なって点検に伺っています。
記事内に記載されている金額は2020年11月30日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。