大網白里市みずほ台のお客様より、外壁メンテナンスの相談をいただきました。
今年で築19年になり、だいぶ色褪せてきて汚れも目立つようになってきたので、そろそろ塗装工事を行いたいとの事です。塗装メンテナンスはだいたい15年周期で行ったほうがいいと、新築時の施工業者から聞いていたとの事で、塗装工事をお願いしようとその業者に連絡を取ろうとしたところ、連絡が取れない状態になっており、インターネットで検索して弊社に連絡をしたとのことでした。点検の結果パーフェクトトップによる外壁塗装工事を行いました。
お客様のお住まいは窯業サイディング外壁になります。玄関周りにレンガを模したデザインを使用し、側面と2階はベージュの色を配したおしゃれなデザインのお住まいです。
やはり築19年で今回が初の塗装メンテナンスということで、近寄ってみますと窯業サイディング外壁のあちらこちらで色褪せや汚れが目立ちます。
ただ多少カビや藻が繁殖して汚れているように見える個所がありましたが、苔が繁殖していたり、ひび割れなどが入った個所はありませんでした。
直接外壁を触って塗膜の状態を確かめます。指先にわずかに粉化した塗膜が付着しました。これはチョーキング現象というもので、経年劣化により劣化した塗膜が白亜化して粉状になり手や衣服などについてしまう現象です。お客様の場合、劣化の度合いがまだ浅かったために指先には少量のみ付着しました。お客様には写真をご覧いただきながら現状をご報告いたしました。
お客様には棟板金の交換工事と、屋根・外壁の塗装工事をご提案させていただき、今回の受注となりました。
まずは仮設足場の設置、駐車場のお車への養生などを済ませてから、外壁に高圧洗浄を行い汚れやカビ、そして古い塗膜などを落としてきれいにしていきます。外壁や付帯部分が傷まないよう、場所に合わせて水圧を変えていきます。
塗装の前に、コーキング作業から行います。マスキングをして外壁やサッシを汚さないようにし、下地材であるプライマーを塗布していきます。プライマー塗布後、コーキングを充填していきます。最後にヘラで表面をならします。
各部補修後、塗装しない部分や違う色を塗る部分などに養生を施していき、いよいよ塗装作業です。
塗装は下塗り、中塗り、上塗りの三工程で行います。
まず下塗り作業です。刷毛やローラーを駆使して細部まで丁寧に下塗りしていきます。下地塗料は外壁材と仕上げに使用する塗料との密着性を高める効果があります。
サイディング特有の段差に注意しながら丁寧に塗っていきます。
軒天や破風板などの付帯部分も、形状に合わせて大小の刷毛を使い分けて丁寧に塗っていきます。
下塗りを終えて十分に乾燥させたら中塗り、上塗り作業です。
今回使用する塗料はパーフェクトトップです。色はND-281番。やや濃いめの黄色になります。
ローラーを使用して、下塗りよりも丁寧に斑なく塗っていきます。
一回一回しっかり乾燥させてから中塗り、上塗りと次の段階へ進んでいきます。仕上げ塗料の2度塗りを行う事で塗り残しや色斑を防ぐと共に、艶も増して防水性機能もしっかりと持たせることが出来ます。
しっかり乾燥させた後、最終的に塗装点検を行い、タッチ処理で仕上げて完成です。
これで工事は完了です。外壁塗装工事を無事に終えることができました。築19年ということもあり、外壁が傷む前に外壁のメンテナンスを行うことができました。これでしばらくはきれいで健康的な状態でお住まいを保つことができます。
タイミングが合わないとすぐに5年、10年と経過してしまい、屋根・外壁を傷めてしまいますので、早めの点検がとても大切といえます。板金や屋根、雨樋のことなど、気になる事がありましたらぜひお気軽にお声掛けください。
記事内に記載されている金額は2021年10月13日時点での費用となります。
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