家の築年数は35年経過しており、過去に一度だけ塗り替えしました。遠目から見た時に、屋根がかなり劣化していると思いました。また屋根の塗膜が庭に落ちてきていたので、塗り替えが必要だと感じました。また外壁の目地も切れており同時に修繕したいと思いました。
今回のK様邸の工事内容は、屋根塗り替えと、外壁目地コーキング撤去打ち替え、階段塗装、破風・鼻隠し、樋の施工をさせて頂く事となりました。外壁塗装は施工しませんが、足場は必要となります。
過去に一度だけ塗り替えしていたようですが、経年劣化と共に塗膜の機能は果たしていません。さらに庭に塗膜が落ちていたとお客様が言っておられましたが、この周辺から飛んでいったと推測出来ます。
外壁目地のコーキングもかなり劣化しており、撤去打ち替えする事となりました。また破風・鼻隠し、樋も傷みが進行しており、屋根と同時に塗装する事となりました。
今回の高圧洗浄は塗膜の浮が著しいので、通常の圧力より高めに設定、約150キロくらいの圧力で洗浄致します。また洗浄機のノズルの先端にトルネード(渦巻き状に水が出るノズル)を付け、赤い塗膜を除去していきます。
左の写真は旧塗膜のままのビフォアー写真で、右の写真が高圧で下地を出した状態です。まだ多少赤い旧塗膜が残っていますが、約全体の90%程度は旧塗膜が除去出来ていると思います。この程度旧塗膜が除去出来ていると、次はエポキシ系のシーラーを2回塗布すれば、今後塗膜が捲れ上がる事は無いでしょう。
エポキシ系浸透性シーラーを2回塗布していきます。通常シーラーは1回で終わる場合が多いのですが、今回は旧塗膜を除去し、下地が見えるくらい洗浄した結果、シーラーは2回塗布しておいたほうが、吸い込みムラを起こさないため、良いと判断しました。
下地の画像を見る限り、この屋根が綺麗に仕上がるのか?お客様が見て心配そうに言ってました。我々プロは経験から理解出来ますが、素人の方は不安になると思います。
屋根にはタスペーサーという器具材を挿入します。約80㎡の屋根に対し2箱使用致します。
平板スレート1枚に対しタスペーサーは2枚挿入していきます。
屋根の使用材料はSK化研の屋根フレッシュシリコン。2液性の弱溶剤塗料となります。この材料を規定塗布量を守りながら2回塗布していきます。
岡山市北区のK様邸は、総額予算が税込み100万と、お客様が決めておられていました。お客様の要望としては屋根・外壁・外壁目地のコーキング撤去打ち替えまで施工して希望金額に添えるようにして欲しいと言われました。しかし3建ての物件で、さすがに予算通りに仕上げるのは厳しく、外壁は諦めて頂きました。一番気になっていた屋根に全力を注ぎ、今後屋根の塗膜が飛んで行かないよう入念に下地処理を行い、塗装させて頂きました。また外壁目地のコーキングも全て撤去打ち替えし、今後雨漏りに対する不安がないよう仕上げさせて頂きました。工事が完了しお客様に、不安が解消された、予算通りに仕上がりとても満足しているとの評価を頂きました。
『街の外壁塗装やさん』では戸建住宅塗装、雨漏り修繕、大型マンション、工場塗装等さまざまな塗装、防水工事の施工をさせて頂いております。どんな小さな仕事でも大丈夫です、お気軽にお問い合わせ下さい。
街の外壁塗装やさん 担当:小山 フリーダイヤル0120-106-333 お気軽にどうぞ。
記事内に記載されている金額は2019年06月20日時点での費用となります。
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