家は放置していると劣化していく、何とか維持させておきたい。年齢的にもこれで最後したいが、年金生活で予算があまり取れない。しかも屋根と外壁両方あるので、コストもかかる。数社見積もりを取ったが、意に添える業者はいなかった(お客様 談)
使用材料
屋根 屋根フレッシュSI 外壁アウトレットSI
既存の屋根材はセメント瓦でした。セメント瓦は20年以上前に製造を中止していますから、割れがあると同じ瓦を探して差し替えるのに一苦労致します。気が効く瓦屋さんは屋根葺き替え時に、ストックしてくれている場合もありますが稀です。セメント瓦は市場には殆ど無いので探すのに一苦労します。今回はお客様が10枚程度予備瓦をお持ちでしたので、割れた部分は差し替える事が出来ました。また過去に塗装した状態があまりよくなく、塗膜が剥離して浮いている箇所が多数見受けられました。
現状の雨戸はカラー鋼板で、全体的に錆が浮いた状態でした。鉄板は放置していると、どんどんと錆が進行していので、早期メンテナンスが必要となります。
カラー鉄板の塗り替え方法としては、荒目のサンドペーパーを使用して、錆びた部分をゴシゴシと擦っていきます。サンドペーパーだけだと全ての塗膜は取りきれないですが、浮部分に関しては出来るだけ除去しておくのが良い結果を生みます。
ここまで下地処理が完成すると、次の工程は錆止め処理。今回使用しているのは、エポキシ系の錆止めA液とB液を混ぜ合わせ化学反応を起こさせ硬化する錆止めです。防錆効果が高いので、プロはこんな錆止めを使用します。
傷んだ樋や破風・鼻隠しも、雨戸同様にペーパーで研磨してクリンマイルドシリコンで塗装していきます。
僕が職人をしていた頃は、画像のような小さなローラーは有りませんでした。6インチくらいの外壁を塗るローラーがほどんど。近年は小さなサイズのローラーも多種多様に存在していますので、使用する部位によって使い分けします。
倉敷市宮前のM様邸は築30年を超えているため、お客様も年金暮らし。訪問当初、俺は年年金暮らしだから、高価な塗装は出来ない。しかし今後家が劣化していくのは困る。安価で品質の良い塗装が出来るなら提案して来いと言われました。屋根にはお客様の拘りがあり、赤茶のような色で塗装して欲しいと、お願いされました。外壁はアイボリーなら何でもOKとの事でしたから、アウトレット塗料を提案させて頂き、安価提案させて頂きました。アウトレット塗料を使用した事で、約13万お安くさせて頂く事が出来ました。アウトレット塗料は色には限りがありますが、クリンマイルドシリコンの在庫塗料ですから、品質は問題ないので、お得感はあると思います。
今回もお客様にはご満足頂き、無事工事を完了する事が出来ました。お客様にもアウトレット塗料だと、どんな仕上がりになるのか不安だったけど、綺麗に仕上がり嬉しいと言って頂きました。
年金で暮らすお客様に、高品質で安価な提案が出来て良かったと思います。M様どうもありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2019年06月20日時点での費用となります。
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