お客様との最初の接点は、過去にご縁を頂いたOBのお客様からのご紹介でした。過去に2回塗装していますが、外壁のクラック(ひび割れ)や雨戸の劣化が気になっていたようです。団地ですから、訪問販売が何度も来て、すぐにやらないと家がダメになりすよと脅されていたようです。何回も言われたので、気になり診断して欲しいとの事でした。
施工内容
外壁塗装 外壁 KFケミカル セミフロンマイルド
使用材料
外壁 KFケミカル セミフロンマイルド(フッ素)
外壁は過去に塗装していますが、多少地盤も悪いのか、外壁の各所にクラック(ひび割れ)が入っていました。この状態を放置していると、今後クラック(ひび割れ)部分より水分が浸入し、雨漏れしてしまう可能性もあります。また一部コーキングが打ってある部分もありますが、破断しています。雨戸を覆っている戸袋は木製で、紫外線と風雨にさらされて傷みが進行して、塗膜が剥離した状態となっています。外部に木部を使用すると、たいていの場合このような現象になりますので、注意が必要です。
外壁はフッ素樹脂で中長期のプランをさせて頂きましたが、外壁だけが長持ちしても意味がありません。小庇の鉄板に至るまで、ケレン、錆止め、上塗り2回の工程で仕上げます。錆止めは、いつも使用している2液性のエポキシ系錆止め、上塗りはSK化研クリンマイルドシリコン(2液シリコン樹脂)弊社では、なるべくなら水性系の塗料や、一液性の塗料は使用しない方向で戸建改修を行います。市場は水性塗料へシフトしておりますが、品質面ではまだまだ2液の弱溶剤塗料には勝てません。
赤く塗られているのが、2液性エポキシ系錆止め。ブラウン系の色がクリンマイルドシリコンです。クリンマイルドシリコンは中塗り、上塗りと2回きちんと塗る事で、耐光性や防錆効果も増します。
樋の塗装も、マジックロンで塩ビ樋に傷を入れ、弾性クリンマイルドシリコンをローラーで2回塗布しています。樋の部分に何故弾性系の塗料を使用するかというと、塩ビ樋は伸縮性があり、伸び縮みを繰り返すからです。硬い硬質の塗料だと、樋が伸縮を繰り返すと外れてしまい、剥離の原因となるので、弊社は樋一本でも弾性系の塗料で施工しています。
岡山市南区のF様邸は、お客様の要望が今後15~20年持つような塗料で施工して欲しいと要望がありました。現状の塗料樹脂だとフッ素樹脂か無機質系樹脂のどちらかしかありません。無機塗料も提案させて頂きましたが、家が50坪あり大きいので、予算都合でフッ素樹脂をご採用頂きました。今回も外壁クラック(ひび割れ)や鉄部の下地処理は入念にさせて頂きました。どんなに良い上塗り塗料で施工しても、下地が脆弱では上塗りの良さは発揮できません。今回もお客様からは丁寧な対応と施工をして頂き、紹介して頂いた甲斐があったとコメントを頂きました。
ご紹介のお客様は、施工に不備があれば紹介者に申し訳ないので、特に気を遣います。紹介のお客様に限らす、今後も優良工事に努めます。F様どうもありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2019年06月20日時点での費用となります。
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