屋根が一部割れているのが気になっていた。また過去に一度塗り替えして12年が経過しており、外壁はチョーキング(手で触ると白い粉が出る状態)になっており、屋根も黒い色が白濁し、防水性能が低下しているのではないかと思ってました。3~4社見積もりを取り、提案と価格がマッチした業者にお願いしたいと思いました(お客様 談)
施工内容
外壁塗装 屋根塗装 シーリング打ち替え その他 保険請求
台風で強風が吹いた時に、ドアが風煽られ植木鉢と柱に激突。
現調時に屋根に登り、くまなく調査していると、屋根の一部が割れてズレ落ちていました。この状態では雨漏りを引き起こしてもおかしくない状態でした。また玄関ドアは台風時に風で煽られ、柱と植木鉢に激突し凹みが出来ていました。この2箇所の修理をするだけでも、単独でするとなると、屋根には足場を架け、屋根屋さんにカラーベスト交換。また玄関ドアは部品が無いので交換。これだけでも数十万の費用がかかります。そこで今回は火災保険の申請をしました。火災保険に加入していると、特約に風災害による事故ですと保険請求出来ます。お客様は申請書類を取り寄せ事故日と、当時の様子を伝えるだけ。後は見積もりを添付し、保険会社に請求するだけです。金額が大きくなると、査定会社が来て事故の様子を確認します。また見積もりが正当かどうか精査します。この事故で出た保険金額は約70万でした。
既存の外壁は大手ハウスメーカー専用に作られた、サイディング板で塗膜表面はチョーキング(手で触ると白い粉が出る状態)していました。過去に一度塗装しており、汚れが気になるので今回は汚れが付着しないような塗料で塗装して欲しいとの要望もありました。バルコニーのアルミ手摺は過去に一度も塗装していない状態でしたから、アルミの塗装表面が劣化しており、白濁した状態となっていました。基本アルミ製品は錆にくいとされていますが、腐食しない訳ではありません。屋根の状態は一部屋根瓦が剥落しており、色もかなり褪せた状態でした。屋根塗装の場合は、紫外線を直接受けますので、外壁の劣化速度より早く劣化が進行してしまいますので、塗料の樹脂は外壁より良い物をお勧めしております。
今回外壁に採用させて頂きました塗料は、アステックリファイン。汚れのメカニズムはカーボンブラック(大気中の汚染物質)が雨が降ると同時に塗料に付着し汚れが付着してしまいます。色褪せや退色は紫外線の影響を受けたものと考えられます。リファインはシリコン成分を上手に組み合わせ、最も汚れない低汚染を実現しています。施工仕様はシーラー処理後にリファインを2回塗布致します。
屋根はKFケミカル、無機質系樹脂セミフロンスーパールーフⅡを採用しました。無機質系樹脂は紫外線劣化を最も受けにくく、屋根の塗料としは最高峰の塗料です。弊社での採用も最も多く、安定した塗膜を形成します。棟部分に赤く塗られいるのはエポキシ系の錆止め。この作業をする事で、鉄部からの錆が抑えられ、無機塗料がより一層安定します。
玉野市のI様邸は、外壁は低汚染のリファイン、屋根はセミフロンスーパールーフⅡにて仕上げをさせて頂きました。割れていた屋根も保険請求で予算が取れた事で綺麗にメンテナンスする事が出来ました。今回も現調をしっかりした事で、風災害の保険請求が出来た訳ですが、ちゃんと見ていなかったら瓦の割れは見過ごしていたでしょう。業者によっては、現場を一周廻ったら見積もりが出来ているという業者もいるようですが、正直5~10分程度見ただけでは見積もり数量や、不具合箇所を見つける事は出来ないでしょう。今後も現場での不具合を見落とす事なく調査し、お客様にとって良い提案をしていきたいと思います。
I様どうもありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2019年06月20日時点での費用となります。
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