団地に住んでいるので、訪問販売業者がたくさん営業に来て日々憂鬱でした。また営業電話も頻繁にあり、何度も断りをしていました。やるなら信頼のある施工業者に直接お願いしたいと考えてました。息子がホームページで数社見積もりを取り、塗夢さんにお願いする事にしました。
施工内容
外壁塗装 防水工事 バルコニーFRP防水
外壁の下地はモルタル仕上げで、当時流行していたスキンコートが吹き付けされていました。外壁のモルタルそのものが割れ、仕上げ材のスキンコートまで割れていました。モルタルの奥には防水シートがあり、その部分が破れてしまうと、雨漏りを起こしてしまいますから、クラック(ひび割れ)はちゃんと処理しておく事が重要です。
バルコニーの床はFRP防水でしたが劣化していました
バルコニーの床はFRP防水が施されていましたが、立ち上がり部分は切れが生じており、平場もガラスマットの劣化が著しく進行していました。このまま放置しているとバルコニーより雨漏りしてしまいますので、早期メンテナンスが必要でした。
仮設足場を組み終わったら次の工程は高圧洗浄。100キロ以上の高圧水で、長年堆積していたチリ、ホコリ、汚泥を綺麗に洗い流します。この時に注意すべき点は、サッシュのクレセントがかかっていない場合は水圧で、窓より水が浸入しますから、事前にお客様には告知して窓のクレセントを必ず閉めて頂いてます。
今回は外壁、軒天、破風・鼻隠しが全てモルタルで仕上がっていたので、下地に使用する塗料もかなり多くなります。
シーラーだけでも3本が必要となり、サーフSGは12本必要です。これが外壁数量に対する規定缶数です。この缶数を全て塗り切る事で、下地塗料としての性能を発揮出来ます。
シーラーはSK化研のミラクシーラーエコ(カチオン系シーラー)このシーラーを使用する意味は、ますは下地のスキンコートに浸透させ、固化させるためです。過去に吹付けしていたスキンコートは破断する恐れがあるため、浸透型のエポキシシーラーが一番安心出来ます。
シーラー処理が完了したら、次はサーフSGを塗布します。この塗料を使用する意味は、スキンコートが凹凸感があり、そのまま上塗りしたのでは、塗りムラが出来やすいためです。サーフSGを入れる事で、塗料に肉厚感がでて上塗りが均一に塗れるという特徴があります。また塗料が微弾性を有していますので、ヘアークラック程度でしたら追従してくれます。
ここまで下地を入念に処理した後に、上塗りはクリンマイルドシリコンを塗布しました。
倉敷市天城I様邸はバルコニーのFRP防水が思いのほか傷んでおり、防水が余分にお金がかかり、予算オーバーとなりました。そこで、今回はお客様の予算に近づけるため、上塗りはアウトレット塗料で提案させて頂きました。※アウトレット塗料とは在庫(2液性のクリンマイルドシリコン)品質には全く問題がありません。
こうする事でバルコニーのFRP防水と外壁、軒天、破風・鼻隠し、樋、塀を含め予算に収まるよう提案させて頂きました。
弊社は年間1.000棟を超える塗装工事の施工をしています。ビルやマンション、工場等の施工で余った在庫を、戸建住宅塗り替えのお客様に格安提供しています。もし塗り替えする色と意匠性がマッチするのであれば、アウトレット塗料での塗りかえはお得感があると思います。
高品質で安価、今回もお客様には大変喜んで頂きました。
I様どうもありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2019年06月20日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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