築２０年くらいが経過すると訪問販売業者が何度も訪問してうるさくてしょうがない。しつこく見積もりをさせて欲しいと頼まれ数社見積もりをとられたようです。営業に来た業者の中には全国規模の業者もいたようです。ですがお客様は地元倉敷の業者も見積もりを取ってみようとなり知人よりご紹介頂きました。また奥様は塗り替えするなら２トンカラーが良いと思っていたようです。弊社のアイパッドで塗り替えシミュレーション画像を作成させて頂き色きめして頂きました。
ビフォーアフター
工事基本情報
塗装の前は屋根の基材がかなり劣化しており、塗膜は白く白濁していました。このまま放置していると屋根基材が歪んだり割れてしまう可能性もあると思います。また元色は黒でしたが、グレー色へと変化しています。
今回のＭ様邸の屋根の基材はカラーベストでいた。築２０年で一度も塗装していなかったので経年劣化と共に傷みが進行していました。今回お勧めした塗料はＫＦケミカル/セミフロンスーパールーフⅡ（無機質系塗料）現在ある塗料の中では一番耐光性がある塗料となります。外壁だと約２０年/屋根だと１５年以上の耐光性保持率を誇ります。
１階と２階との境にある帯（胴差）ここはどのお宅に訪問しても、傷んでいる場合が多く見受けられます。理由としては胴差上部のコーキングが切れて水が胴差の裏に回った事が原因となります。
既存の下地はＡＬＣで塗装は吹き付けタイルが施工されていました。画像は家の北面下部の画像ですが、北面は紫外線が当たらないため苔や藻が発生しやすい状況となります。塗装表面はﾁｮｰｷﾝｸﾞ(手で触ると白い粉が出る状態)となり防水性能も低下しています。
今回は胴差にガルバリュウム鋼板を巻かせて頂きました。こうしておく事で今後２０年くらいは胴差そのものは全く問題が起こらないと思います。金属質な質感がとれも綺麗な仕上がりとなっています。
Ｍ様邸の外壁仕様は吹き付けタイルの上にソフトサーフＳＧという微弾性系の塗料を一回入れてやります。この下地を使用する事で塗膜の微細なクラックが埋まり、仕上がりが綺麗に納まります。上塗りは現在ある塗料の中では一番長持ちするＫＦケミカル/セミフロンスーパーアクアで施工させて頂きました。今後２０年程度塗り替えは必要ないと思います。いつまでも長持ちして頂きたいものです。
記事内に記載されている金額は2019年06月20日時点での費用となります。
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