倉敷市の不動産会社様より中古住宅を綺麗にして販売したいとの依頼がありました。どんな方法があるのか、いろいろと相談を受けました。コストを抑え、意匠性を保ち、防水性能を向上させるには、現状の意匠性を保つクリアー塗装が良いのではないかとご提案させて頂きました。不動産会社の社長もご納得頂き、この仕様でOKとの事でした。
施工内容
外壁塗装 シーリング打ち替え 外壁クリアー塗装
倉敷市笹沖の中古住宅改修を不動産屋さんから依頼があり、コストをできるだけ抑え、意匠性を保ちながら外壁を綺麗にして欲しいとの依頼がありました。しかし外壁目地のコーキングは切れていたので打ち替えし、その後クリアー塗装させて頂く事となりました。通常の外壁塗装すると現在あるサイディングの模様が消えてしまいます。そうなると意匠性が失われ安っぽい感じになります。新築当初せっかく意匠性の高いサイディングを貼っていたので柄を消さないで外壁に艶感を与えていきます。
外壁の意匠性はそのままですが、外壁目地や窓枠のコーキングは撤去打ち替えしなければ各所切れていたので雨漏りします。全て打ち替えると全体で約300m内外あります。一箇所、一箇所丁寧にカッターを入れ既存のコーキングを除去していきます。この作業は慣れないと、カッターで切れ込みを入れる際に、サイディングやサッシュを傷付けてしまう事があるので注意を払いながら施工しなければなりません。
切り取ったコーキングは全て袋に入れ、持ち帰り産廃へ出します。300mもあれば、これくらいのゴミが出るんです、以外とありますよね。重さにすると3キロぐらいはあるでしょうか?
コーキングを撤去した後は、変性シリコンコーキングを化粧打ちしていきます。手順としては切り取ったサイディング小口にプライマーを塗り、専用ガンで変性シリコンを充填致します。今回は外壁に色を付けないため、コーキングが目地からはみだしたりしないよう、気を付けないと仕上りに影響が出ます。
コーキングの撤去打ち替えが終わってもすぐには次の作業にかかれません。理由としては以下の通り。
①コーキングの完全乾燥は約3日間
②乾燥しないとコーキングが柔らかく、手にくっついて作業出来ない
③乾燥不十分のまま塗装すると変色したり、切れが生じたりする。
以上のようなポイントを守り、次の作業は外壁の高圧洗浄。通常洗浄圧は100キロ以上で洗いますが、今回は意匠性を保ちながら洗うので薬剤と洗浄を併用して洗います。高圧でガンガン洗いサイディングの柄が取れてしまうと大変です。
洗浄が終わり、一日放置してサイディングに溜まった水分が十分に抜けた事を確認し、クリアー塗装していきます。ここで注意すべき点は含水率が10%以下である事が条件となります。含水率が高いとクリアー塗装しても樹脂と水分が反応して、乾燥後に白く白濁してしまう場合があります。こうなるとクリアー通塗装は大失敗ですから注意して施工する事がポイントとなります。
今回の使用材料はSDトップクリーン。SK化研の材料をチョイスさえて頂きました。このクリアーの艶の種類は全艶ありと、3部艶ありの2種類。今回は艶がおとなしめの、3部艶ありでの施工となりました。全体的にクリアーの肉持ち感もあり新築同様の質感となりました。また褪めていた外壁色も濡れ色となり濃淡がはっきりして綺麗感満載です。
弊社では戸建住宅塗装、大型マンション、工場塗装等さまざまな塗装工事の施工をさせて頂いております。どんな質問でも大丈夫ですからお気軽にお問い合わせ下さい。
街の外壁塗装やさん 担当:小山
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記事内に記載されている金額は2018年09月13日時点での費用となります。
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