
営業マンとお話をさせて頂いたところ、
外壁の色落ちが気になっているとお話しくださいました。
気になってはいたけれど、特に何もせずにいたそうです。
濃い色の外壁ですと、確かに色が褪せてしかも色むらが出てきたりすると気になりますよね。
そこで、濃い色で塗装されている1階部分だけの塗装をご提案いたしました。
担当者の対応と予算面でも折り合いが付くという事で工事をお任せくださいました。
今回の工事は以下となります。
・外壁塗装(1階部分)
・付帯部塗装
・帯板補修
・コーキング打替え(1階部分)
施工内容
外壁塗装 付帯部塗装 現場調査・点検 足場工事 外壁材(窯業系サイディング)
使用材料
【外壁】エポパワーシーラー、リファインMF-IR(グレージュ)、アステックプラスSW【付帯部】マックスシールド1500Si‐JY

皆様、こんにちは!街の外壁塗装やさん飯田・伊那店です!
飯田市で行った外壁塗装工事ですが、今回は
1階のみ塗装しました。
また点検の際、
帯板の浮きとコーキングのヒビ割れもありましたので、こちらも1階の部分のみ施工させていただくことになりました。
では、点検のようすからお伝えしていきます。
チョーキング現象
塗装面が劣化した状態を確認するのに手っ取り早い方法が、触ってみることです。
塗料が劣化すると、含まれていた白色顔料が粉状になってチョークの粉のようになって表面に出てきます。
そのため、通常は白い粉のようなものが手に付きます。
今回は外壁の色が濃いので、この外壁の色の顔料がそのまま粉状になって手に付着しました。
ホコリや汚れとは違う粉状のものが、触ると付いてきたり、下に落ちていたら塗り替えを検討する時期です!

全体的に色褪せてはいますが、ムラになってしまっています。

帯板ですが、浮いている個所がありました。
ビス止めで補修します。

サイディングをつないでいる目地のコーキングですが、細いひび割れが入っていました。
コーキングは打ち直します。

今回は1階部分のみの工事になるので、足場もこんな感じになりました。
高さ2メートル以上の作業は高所作業となりますので、労働安全衛生規則というものに則り足場を設置しています。

お化粧前にしっかり洗顔してベースを整えておくと、化粧のりが良くないですか?
同じです!
しっかり洗浄して古い塗膜や蓄積された汚れをキレイに洗い流します。
汚れが残っているとせっかく塗装しても施工不良になる確率が高いです!

足場にネットを張ってはいますが、車や植栽などにもこのようにカバーをします。
洗浄の際の汚れた水や、塗装の際に万が一塗料が飛散した場合の汚れ防止です。

塗装前に、まずコーキングの打ち替えをします。
カッターを使って古いコーキング材を引っ張り出して撤去していきます。

キレイに掃除をしてマスキングテープで養生をし、プライマーを塗布します。

新たなコーキング材を充填し、ヘラでならします。
その後、コーキングが硬化しきる前にマスキングテープを剥がします。
早すぎると糸を引き、遅すぎるとマスキングテープが剝がれにくくなってしまうので見極めが肝心です!

以上の作業をすべてのタテ目地に対して行いました。
外壁材に劣化が見られず、コーキングだけが痩せたりひび割れたりしている場合は、コーキングの打ち替えだけでも先にやってあげても良いと思います!
コーキングの乾燥を待ち、養生作業を行います。
サッシなどに塗料が付着してしまうと、あとから除去するのに時間も手間もかかってしまいます。
そこで、先に塗料が付着しては困るところ、違う塗料を使って塗装するところを先に専用のビニールで覆っておきます。
これが養生作業です。

浮いていた帯板はビス止めして補修しました。
すき間があると、そこから雨水だけではなく小動物が入り込むこともあります。
また状態が酷くなってしまうと、帯板自体を交換しなくてはならなくなります。
他にも板金による補修方法などもありますので、
気になっている方がいらっしゃいましたらご相談いただきたいと思います!
いよいよ外壁塗装です。
下塗りに使用したのはアステックペイント社の「
エポパワーシーラー」です。
塗料に採用されている樹脂サイズが非常に小さいので、下地の奥までしっかり浸透し、この後に塗装する塗料と下地との付着力を向上させます。
中塗りと上塗りは同じ塗料を塗り重ねます。
使用したのはアステックペイント社の超低汚染シリーズ「リファインMF-IR」です。
遮熱無機フッ素系の上塗り材で、
メーカー発表の耐用年数は20年以上です。
色は「
グレージュ」というくすみカラーです。
しっかり白い色で下塗りをしてあるので、グレージュも綺麗に入りました!
各工程間で適切な乾燥期間を設けながら作業を進めています。
同じ色を重ねているのですが、微妙な色の違いがお分かりいただけますでしょうか?
乾燥すると色も深みを増してさらに美しくなります!
外壁と屋根以外の部分をまとめて「付帯部」と言います。
今回塗装した付帯部は、玄関上の屋根周辺、庇屋根、換気フードです。
外壁と同じく、ハケとローラーを使い職人が丁寧に仕上げていきます。
使用したのはアステックペイント社の「
マックスシールド1500Si‐JY」のチャコールという色です。
付帯部に濃い色を使うことでアクセントとなり、建物の印象が変わります。

最後に施主様にご確認いただき、OKが出たら足場を撤去して完成です!
1Fの色を変えただけですが、ずいぶん印象が変わりました。
また色むらが目立ってしまっていましたが、すっきりと落ち着きました。
予算はないけど、ここだけは直したい!というご要望にもお応えします。
何か気になっていることがございましたら、遠慮なくお電話くださいね(^-^)
飯田・伊那、上伊那・下伊那・木曽地域のみなさまへ!
お住まいの不具合は、早めの対応が肝心です!
街の外壁塗装やさん飯田・伊那店では点検・見積りまで無料で行っています。
気になっているところは遠慮なく、何でもご相談くださいね!(^^)!

「大した工事じゃないけどいい?」「ちょっと遠いけど来てくれる?」「点検や見積りにお金がかかる?」
などなど何でも聞いてください!(^-^)
街の外壁塗装やさん飯田・伊那店ではお客様のご要望やニーズに合わせて一緒に考え、お客様にあった最善の提案をさせていただいております。
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※ご自身で点検される場合、
安全な位置からご確認下さい。
記事内に記載されている金額は2025年07月28日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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