当初は屋根の色あせが気になると言う所から弊社にお問い合わせいただきました。築12年でそろそろ塗らないといけないと思っていたみたいなので塗装の方をご提案させていただきました。今回外壁の方は塗らないと言う事でしたので予算の方を抑えるためにも足場を組まずに施工いたしました。
屋根の水洗いが終わり屋根の下塗りの様子をご紹介いたします。このシーラーは上塗りとの密着性を高めるためや、屋根材への吸い込みを抑えるために塗るものです。一般の方からすると上塗りの方が大事だと思われがちですが、実は下塗りの方が圧倒的に大事になってきます。下塗りをいかに丁寧に塗るかで上塗りした時の塗膜の耐久力だったりが左右されます。
シリコンウレタン塗料を使った屋根の完工になりますが、今回の工程のおさらいとして、①に高圧洗浄、②に棟板金の錆び止め③に下塗り④にタスペーサー設置⑤に中塗り⑥に上塗りの工程でした。ありがとうございました。
先ほどの工程の紹介の中でタスペーサーと言うのが出てきましたがこれの紹介をしたいと思います。下塗りの写真を見ていただくと屋根材に縦の目地があるのがわかります。基本的に雨水はこの目地から入り屋根材の重なり部分から水が排出される仕組みになっています。しかし塗装をすると、この重なり部分を塗料の膜で塞いでしまい水が排出されず雨漏りに繋がることがあります。ですので重なり部分隙間を開ける事が大事になります。
このように隙間を作って塗料で塞いでしまわないように気を付けて施工いたします。
記事内に記載されている金額は2020年08月25日時点での費用となります。
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