インターネットから、お問い合わせいただきました。
日当たりがとてもよく大きな邸宅で、窯業系サイディング外壁の紫外線劣化が進んでいました。
入念な現場調査を行い、紫外線に強い塗料として、2パターンのお見積りをご提出させていただきました。
お打ち合わせを重ね、パーフェクトトップ(ラジカル制御型)の、マットなサンドベージュでの完成イメージが大変気に入られたようでございます。
信頼・実績のある日本ペイントの塗料で、間違いのない塗料ですので、弊社も確実・高耐久な塗装工事をお約束いたしました。
使用材料
パーフェクトトップ・パーフェクトサーフ・ケンエース・変性シリコンシール
こんにちは!街の外壁塗装やさん山梨店です!
今回は、甲府市で紫外線で白っぽく退色した窯業系サイディング外壁の戸建て住宅様を、パーフェクトトップでのサンドベージュに塗り替え工事が完成いたしました。
玄関ドアの交換も同時に行い、落ち着いた雰囲気で統一感が増す形となりました。オシャレな雰囲気です。
現場調査から、振り返ってご紹介して参ります。
お写真のように、軒天の黒い汚れが気になりました。黒カビが進み、軒天材にも劣化が出てしまっている様子です。
・
パーフェクトトップの特徴は?塗装の事例と価格をご紹介!
軒天(のきてん)の汚れや軒天材の痛みが放置されると、劣化が進んでしまい防水性が低くなり、雨水が伝ってしまうため、雨漏りの原因となる可能性があります。
さらに、痛んだ軒天は害獣や害鳥の侵入を招く可能性もあります。そのため、早めのメンテナンスや修理が重要です。実際に、見た目では殆どわからない軽微な破損であってもシロアリが侵入してしまった邸宅もありました。
ベニヤ製の軒天の場合、シロアリなどの木喰い虫による、虫害にも注意していただきたいです((+_+))
・
実は知られていない軒天の重要な役割と塗装・補修方法をご紹介
写真のように、建物の土台となるコンクリート部分に、ひび割れが見られます。基礎クラックと呼びます。
基礎クラックの原因は地震災害、耐用年数の超過、施工不良などが挙げられます。
基礎クラックを放置すると、建物の耐震性が低下し、構造に悪影響を与える可能性があります。特に幅0.3mm以上・深さ4mm以上の大きなクラックは補修が必要とされています。
お写真2枚目・3枚目では、窓サッシから汚れが垂れていますね。室内気温との差で生じた結露が垂れて、汚れとして残ったと考えられます。
また、チョーキング現象も確認されました。
チョーキング現象は外壁塗装においてよく見られる問題で、塗装が経年劣化すると塗料の表面が粉状になる現象を指します。外壁の塗膜が劣化し、表面に粉が付着することで、外壁が白く見えるようになります。
この現象が起きると、外壁の美観が損なわれるだけでなく、保護機能も低下します。外壁塗装の時期の1つのサインです。
塗膜の劣化が少なく、住宅の汚れ(藻・コケ・カビ)などが付着しているだけであれば、高圧洗浄やバイオ洗浄で落とす清掃作業のみをご提案いたしております。
ご覧の様に、こちらの邸宅では、セメント瓦屋根が紫外線による劣化・退色が目立ちました。セメント瓦に最適なのは、塗装ではなく葺き替えが理想とされています。
その理由と致しましては、セメント瓦は製造が少なくなっており、割れや破損が発生している場合に、差し替え補修が困難となっていることが現状です。そのため、本来は塗装で寿命を延ばすよりも葺き替え工事がお勧めされています。
お客様も将来的にはいずれ葺き替え工事を、実施する方向で検討されていらっしゃいました。その為、最期の塗装メンテナンスという意味でも、少しでもダメージ補修力が高い塗料での、屋根・外壁塗装工事をご提案いたしました。
1年、数年でも次回の外装リフォームまでの期間があれば、予算も準備し易いですよね。
正直、理想は理想であり、お客様に寄り添った最適なご提案こそが、本当の意味での最善策だと考えております。
足場・メッシュシートを設置し、丁寧に洗浄を行ないます
高圧洗浄では、いくつかの注意点があります。
1.まず、十分に清掃するために時間をかけて洗浄することが重要です。(屋根外壁で半日から1日程度お時間をかけ、丁寧に清掃いたします)
2.汚れや苔、カビを、根本からしっかりと落とすように心掛けています。
3.表面が傷んでいたり吸水しやすくなっている場合は、十分に乾燥させることも大切です。
4.清掃後は、塗料が密着しやすい状態になっていることを、確認してから塗装作業に移ることが重要です。
5.外壁材の異常が見られた場合は、一度手を止め、対応策を協議します。
さぁ!外壁塗装開始!といきたいところですが、外壁下塗り前に仕上げておくことを、3つお写真を踏まえご紹介いたします。
高圧洗浄や養生(ようじょう)は塗装前に済ませることは勿論ですが、
①外壁クラック補修
②シーリング工事
③軒天塗装
も下塗り前に行います。それぞれ理由を詳しくご解説いたします。
さて、お写真はシーリング工事の最後の工程で、養生を撤去しているお写真です。シーリング工事は防水工事に分類され、外壁の目地(めじ)の防水性を保つ工事です。工事後に更に新しい塗膜を重ねることで、シーリング工事を実施部に、更なる防水能力の強化が可能です!
硬化、肉痩せしたシーリングは新しいモノに交換します
硬化し、肉痩せしたシーリング材を、新しいシーリング材に交換することで以下のメリットが生まれます。
– シーリングの劣化症状を改善し、新しいシーリング材によって隙間やひび割れが修復されます。
– 雨水や湿気の浸入を防ぎ、建物内部を保護します。
– 建物の外観を美しく保ち、耐久性を向上させます。
塗装工事の後で行うと、折角作った塗膜を剥がさないといけないので勿体ないですよね、、。
オートンイクシードというシーリング材や、クリアー塗装においてはシーリング工事を後に行うこともありますが、基本は塗装工事前に行います。
今回の邸宅でも、外壁に軽微ではありますがひび割れが発生しておりました。
ひび割れをコーキング材(変性シリコンシール)で塞ぐ、外壁クラック補修を塗装の前に実施しました。全てのひび割れを一本ずつ補修し、15,000円いただきました。
~外壁クラック補修を外壁塗装前に行うメリット~
1. 外壁クラック補修を外壁塗装前に行う理由は、外壁のクラックが塗膜の劣化や剥がれの原因となるためです。
2. クラックが放置されると、外壁塗装後に再びクラックが発生しやすくなるため、事前に補修を行うことで塗装の耐久性を高めることができます。
3. 外壁クラックが放置されると、外部からの水分や湿気が侵入しやすくなり、外壁材の劣化や内部への影響が懸念されるため、補修することで室内への雨漏れ・漏水を未然に防ぐことができます。
・
窯業系サイディングで反りや浮き、ひび、割れが起こる理由と補修方法
軒天(のきてん)は、住宅の付帯部に入りますが、外壁塗装の下塗りよりも先に行うことが多いです。
軒天が付帯部に含まれる理由は、外壁と同様に建物全体の外観や耐久性を保つために重要な部分だからです。また、建物から突き出ている屋根裏部分(軒裏)だからです。
通常、外壁塗装の工程では下塗りから始まりますが、軒天が先に塗装されることが多いのは、外部からの影響を受けやすい部分であるため、早めに保護される必要があるからです。
痛みがある場合は、パテで補修してからケンエース2回塗りで仕上げます。穴や破損がある場合は、軒天貼り替え補修や増し張り補修を行った上で塗装に入ります。
・シーリング工事
・外壁クラック補修
・軒天塗装
が完成してから、外壁下塗り(パーフェクトサーフ)に入ります。
普段、当たり前の順番でブログでご紹介していた工事の工程も実は順番があったんですよね。
それを屋根・外壁塗装工事の場合は、屋根⇔外壁と乾燥時間を無駄にすることなく、交互に作業する段取り力が求められます。
弊社の職人は、常に作業効率を高め、工期を短縮し、人件費を削減し、お客様に工事費用を低減し還元し続けております(*’▽’)
弊社でもおよそ60%程度のお客様が、初めての外壁塗装工事でございます。お見積りは無料でございます。相見積もりに負けない自信がございます。
むしろ他社と同じ金額で、塗料のランクをアップグレードする自信がございます!相見積もりのご相談も喜んで承ります♪
3回塗りの2回目の塗装工程で、中塗りと呼ばれます。パーフェクトトップ専用の下塗り剤で白く下塗りされた外壁が、変貌していく様をご紹介いたします。
下塗り剤が真っ白ですから、塗装した箇所が本当に分かり易いですね♪
塗装職人は、足場の中に設置された作業床に立ち、塗装を行います!2階の外壁部分なので、高所作業になりますが、丁寧に魂込めて塗料を塗布していきます(‘ω’)
・
外壁塗装はベージュでお洒落に!ポイントと施工事例をご紹介
先に実施した、屋根塗装を汚さない様に、下屋根には養生(ようじょう)しております!
また水道メーターや、LPガスなどもカバーをかけて塗料の付着がないようにしております。
こう考えると、先輩の塗装職人の口癖の『養生は塗装の出来を左右する』も大げさでは全くないですね(*’ω’*)
玄関ドアは勿論、開閉できるようにしておりますのでご安心してください。細かいところですと、玄関ポーチライトや玄関床タイルなどもしっかり養生しております( ..)φメモメモ
また、クーラーの室外機なども、ご利用いただけるように完全には塞いでいません。
塗装工事中も窓を開けて、部屋に風を通して過ごしたい、などのご要望もお気軽にお申し付けください( `ー´)ノ
匂いの少ない塗料などありますので、十分にお打合せをして、ご不安ごとを解消してから工事をいたしましょう♪
写真でも映っている塗料が、
パーフェクトトップという今大人気の塗料でございます。
同価格帯のシリコン塗料に比べ、耐久年数が長くコストパフォーマンスが高い塗料となっております。
また、パーフェクトトップの色のバリエーションは非常に豊富で、標準色にはさまざまな種類があります。
更に、パーフェクトトップは艶の調整も可能で、艶ありにすれば輝きを取り戻すことができますし、艶なしにすれば落ち着いた印象を与えることができます。そのため、色選びにおいてもお好みや使用する場所に合わせて選択することができます。
個人的には、艶抑えめなベージュなどのアースカラーが、上品でオシャレな印象を持っています。色選びに困ったら、弊社のカラーコーディネーターに頼んで下さいね(‘◇’)ゞ
軒天(のきてん)と外壁を同色でまとめ、一体感のある落ち着いた雰囲気に仕上げていきます。
今までご紹介してきた多くの邸宅では、軒天はホワイトにし、清潔感やホワイトアクセントを重視しました。
同色で仕上げる、『邸宅のまとまり感』も良さも簡単にご説明いたします。
・
軒天の色で印象が変わる!おすすめの塗装色と事例をご紹介
~外壁色と同色にするメリット~
一方、外壁と同じ色にする場合は、統一感や調和を生み出すことができます。外壁と軒天が同じ色で塗装されていると、建物全体が一体感を持ち、スタイリッシュな印象を与えることができます。
~軒天をホワイトにする場合のメリット~
軒天をホワイトにする場合は、明るい色の反射により建物全体を明るく見せる効果があります。これにより、建物全体が清潔感や広がりを感じさせることができます。
どちらの選択肢も、お住まいの印象やデザインに合わせて選択することが重要です。
軒天を外壁色と統一することで、まとまりがでる理由としては、
– 外壁色と軒天色を統一することで、建物全体に統一感が生まれます。
– 統一された色合いは違和感を減らし、建物の外観を調和させます。
– 軒天と外壁が同じ色で塗装されると、建物全体が一体感を持ち、美しさが引き立ちます。
意外に視覚的な違和感というのは、毎日目にするものですから気になってくるんですよね(*_*)
完成~元々の邸宅の雰囲気を継承し、落ち着いた雰囲気の仕上がりに
実際に完工したお写真でございます♪
雨樋、窓のサッシが白ですので、こちらの部分でホワイトのアクセントが効いてますね(*^▽^*)
それでいて、飽きの来ないモダンな印象な邸宅になりました。
ヤシの木、玄関ドア、芝生が立派ですから、お家が引き立て役にもなってくれている様子が分かります!
ヤシの木は、結構なお値段するんですよね。それにこの大きさですから、ずっとご家族様の生活を見守って、共に成長してきたんでしょうね。
弊社は外壁塗装工事で、芝生1本枯らさないことをお約束します!それでいて高い施工品質での外壁塗装工事を、お安く、長期保障もお付けいたします(*’▽’)
アフターフォローも充実していますので、工事後も安心長続きです♪
弊社は甲府市の外壁・屋根修繕塗装工事を得意としております!
記事内に記載されている金額は2024年09月05日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。