「外壁と外壁の間・窓廻りに隙間が出来て、お家の裏手では隙間から藻が出ている部分もあります。応急的にホームセンターの材料で埋めてあるのですが、このままでは心配です。建物無料点検を受ける際に、念入りに点検をお願いします。」とのことで点検したところ、シーリング材が肉痩せし、隙間が出来てしまっている状態でした。住宅裏手・お風呂場近くでは、湿気で藻・コケの発生も確認いたしました外壁塗装工事のご縁をいただいた際に、長寿命シーリング材であるオートンイクシードでのシーリング工事をご提案いたしました。外壁塗料の耐用年数と合わせて、10年~20年先を見据えてのご提案でございます。2階部分の窓サッシ回りのDIY補修は、難しかったこともあったようでメンテナンスフリーで安心して長く住みたい、とのお考えもありオートンイクシードを選ばれました。
使用材料
オートンイクシード・専用プライマー・アセトン
建坪
35坪(サイディング部分102m・窓サッシ廻り115.5m)
みなさん、こんにちは!街の外壁塗装やさん山梨店です。外壁と外壁の間に充填されているシーリング(コーキング)が、写真のように隙間・ひび割れを起こしている場合、要注意です!今回は、後打ち(外壁塗装後にシーリング工事を行う事)で・外壁(サイディング)の繋ぎ目のシーリング打ち替え工事・サッシ・窓廻りのシーリングに施した、増し打ち工事での防水工事を行いました。一般的なシーリング材は耐用年数が7年ほどですが、使用したシーリング材は、耐用年数が20年以上といわれている「オートンイクシード」です。どのような特徴があるのか、工事の流れと共に解説します!
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打ち替え工事の場合、カッターで既存シーリングに切れ込みを入れ、しっかりと除去していきます。
サッシ・窓廻りは増し打ちなので、除去作業は行いません。
既存シーリング材の撤去した後、下地処理を行います。
下地に残った古いシーリング材やシーリング表面の汚れをしっかりと清掃し、湿っている場合はしっかりと乾燥をさせます。
アセトン溶剤による、脱脂作業も併せて実施します。
水・油・汚れは、施工する目地(めじ)に新しく充填したシーリング材の接着力を低下させてしまうため、とても大切な工程です(^^)
その後、シーリング工事を行う部分周辺に養生(マスキングテープ)を貼り、塗装や他の部分を保護します。養生が完了したら、シーリング材の接着性を高めるため、専用プライマーを塗布します。
その後、新しいシーリング材を隙間がなく均一に充填します。今回使用した「オートンイクシード」というシーリングは、冒頭でもお話ししたように耐用年数20年以上という長寿命のシーリング材です。外壁に塗布する塗料は沢山ありますが、通常7~15年耐用するものがほとんどです。15年耐用する塗料を用いて塗装メンテナンスを行った場合、7年耐用する一般的なシーリングと耐用年数の差ができてしまいます。
そのため、次の塗り替えまでの間に、シーリング工事と仮設足場代が必要になってしまいます、、。
オートンイクシードで耐用年数を伸ばすメリットは30万円以上!?
そこで、オートンイクシードを使用した場合、塗料とシーリング材の耐用年数をほぼ一致させることが可能です(*’ω’*)そのため、次回塗り替えメンテナンスまでの間に、行うシーリング工事が必要無くなります。シーリング工事・仮設足場だけでも最低でも30万円程度はかかることを考えると、一度で住宅メンテナンスを終わらせることができて経済的負担も抑えられますね!▼オートンイクシードについて詳しく解説しているので、是非ご覧ください(*^-^*)・オートンイクシード|20年長持ちする長寿命シーリング材
新しいシーリング材を充填後、専用のヘラを使って表面を平滑に整えます。中に空気を入れないように、奥までシーリングを押し込んでいきながら均していきます。シーリングを完全に乾燥させてしまうと、養生がきれいに剥がれないため、ある程度固まったら養生を剥がします。
サイディングの繋ぎ目(目地)に充填しているシーリング材は、サイディングボードの側面部分だけに接着させ、シーリング材の背面(底面)には接着されません。(断面図参照)
背面(底面)にも接着させてしまうと、伸縮が制限されてしまい、シーリングの隙間(剥がれ)が発生しやすくなります。
また、目地底=建物との直接接着がないことで、建物の動き(揺れ)に追従することなく、外壁材は独立して動くことができます。
その為、地震発生時に外壁材が破損するリスクを減少させることができます(*’ω’*)
しかし、ノンワーキングジョイント(柔軟性を持たない)の場合は、水が浸入する可能性があるため三面接着を行います。弊社は、現地調査の際に住宅の構造を把握し、建物に最善のメンテナンス方法をご提案したします(^^)/
シーリング工事後の窓サッシ廻り・外壁目地の様子です。シーリング打ち替え工事は、既存のシーリング材を完全に撤去し、新しいシーリング材に置き換える作業です。既存のシーリングが劣化、剥がれ、亀裂などの問題を抱えている場合、その機能を回復するために行います。シーリング増し打ち工事は、既存のシーリング材の上から新しいシーリング材を追加で充填する作業です。既存のシーリングが部分的に劣化している場合や、新しいシーリングを追加して強化するために行います。
サッシ・窓廻りのシーリングは完全に除去できず、除去するとサッシ・窓廻り本体に傷がついてしまう可能性があり、増し打ちを行う事が多いです。また、打ち替え・増し打ち工事は、各部位や下地の状態によって判断されます。
今回の邸宅では、窓が多くありシーリング工事費用が掛かった印象です。
弊社では、全ての目地・窓サッシ廻りの数量(m)を拾い、打ち替え・増し打ち毎に計算し、正確なお見積りを提出しております。
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記事内に記載されている金額は2024年10月21日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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