
「外装のフルリフォームを考えているが、うちは屋根ではなく屋上なのでどんなメンテナンスが必要ですか?まずは屋上を含め現場調査をお願いします。」
というようなご相談をいただき、早速現場調査に伺いました。屋上シート防水であり、汚れが堆積しシートの浮きも目立ったので補修を入れる必要がございました。
補修を入れ、全面にシート防水用トップコートを2回塗りすることで防水層を長寿命化させることができます。
使用材料
シートトップ(フォックスグレー)・塗り替えプライマーエコ・アセトン溶剤
高圧洗浄だけでも堆積した汚れを落とすことができます
以下の理由により、シート防水に蓄積した汚れを高圧洗浄でほとんど落とすことができます。– 高圧洗浄機の圧力により、強力な水流が汚れを効果的に除去します。– 高圧洗浄により、汚れが表面から浮き上がりやすくなり、比較的簡単に洗い流すことができます。– 高圧洗浄は効率的で迅速な方法であり、時間を節約しながら効果的に汚れを落とすことができます。
高圧洗浄の水が乾燥したらアセトン溶剤で油分を取り除き、屋上防水工事を実施します。シートの浮きはシーリング(コーキング)で補修することで、既存の防水層をきちんと保護します。防水工事は・ウレタン防水・シート防水・FRP防水の3つの種類があります。適切なトップコートメンテナンスで防水層を保護し、防水性を回帰して寿命を最大限に伸ばすことができます。
プライマーを塗布した部分のお写真です。プライマーが白いことで、塗り残しを確実に防いでいます。プライマーはトップコートとシート防水面の接着の役割があります。・プライマー・トップコート1回目・トップコート2回目の3層の被膜で防水層を保護します。
既存の防水層のダメージは、必ず事前に補修をしておきます。シートの切れている部分・浮いている部分・薄くなっている部分などは、確実にシーリング処理し補強します。劣化が激しい場合などは、※入隅を全てシーリング処理する場合もあります。※入隅は屋上防水工事において非常に重要な部分です。【入隅の重要性】屋上防水工事において、入隅は非常に重要な部分です。入隅は屋上の角や壁との接合部分であり、ここから雨水が浸入する可能性が高い箇所です。そのため、入隅の防水処理が不適切だと、雨水が浸入して雨漏りの原因となる可能性があります。【入隅の処理方法】入隅の防水処理は丁寧かつ確実に行う必要があります。入隅部分には防水シートをしっかりと貼り付けることで、雨水の浸入を防ぎます。
また、入隅部分の密着を確保するために、専用の防水テープやシーリング(コーキング)剤を使用することも効果的です。【定期的な点検とメンテナンス】入隅部分は特に雨水の侵入リスクが高いため、定期的な点検とメンテナンスが重要です。入隅部分にひび割れや劣化が見られた場合は、早めに修理を行うことで雨漏りを防ぐことができます。
また、屋上全体の点検と同様に、入隅部分も植物の生えやすい箇所であるため、定期的な清掃も必要です。
シートトップ(フォックスグレー)を順々に塗り込んでいきます
立ち上がりから塗り始め、平場へとトップコートを塗布していきます。これも後ろに下がりながら、自分の足跡で汚さないように逃げながら順々に仕上げます。このように塗装することで、塗り残しなく・トップコートの厚みを出すことが可能です。
トップコートは2回塗りが基本です。下塗り(プライマー)に中塗り・上塗りトップコート2回が最も防水効果が持続します。
立ち面もしっかりとトップコート2層で仕上げます。全ての箇所で同じ厚みに仕上がるようにします。トップコートの厚みだけでは、勾配調整までは出来ませんが勾配まで狂うことはなかなかありません。大抵の場合で雨漏りの方が先に起こってしまうのが現状です。
トップコートを2層重ねることで、深みが出て下地のシートも完全に隠れますね。シート防水の劣化が激しい場合は、シートの継ぎ目に補強テープを貼り付け補強した上でプライマー・トップコートと重ねます。

トップコートを2階重ねると、目でも厚みがあるのがわかります。【トップコートの厚みについて】トップコートを2回塗りした場合、一般的には1層あたり20~30μmの厚みが理想とされています。つまり、2回塗りならば40~60μmの厚みが目安となります。この厚みが適切であれば、防水効果をしっかりと発揮することができます。厚みが不足していると防水効果が薄くなる可能性があるため、適切な厚みを保つように高い施工技術が必要です。

しっかりと防水塗料を乾燥させ、完成です。弊社では、屋上の防水の劣化状況に合わせた工事を行います。特にドレン(排水溝)廻りは雨水・汚れが溜まりやすくダメージが出易いです。改修用ドレンに取り換えることも出来ますが、早め早めのメンテナンスが工事金額の削減に繋がります。「甲府から距離があるけど、無料で来てくれるかな?」
「相見積もりで、見積もりだけ欲しい」
「訪問業者に指摘されたけど、嘘じゃないのかな!?」
「しつこい営業はしてこないだろうか?」
「質問だけど、電話していいかな?」
「小さな部分補修だけど、お願いできるかな?」
大丈夫ですよ!!
山梨なら、地元密着営業の弊社にお任せ下さい!
全て完全無料で、最短即日に伺います(*’▽’)
弊社は甲府市に拠点を置き、山梨県全域で外壁・屋根の修繕塗装工事を得意としております!

記事内に記載されている金額は2025年03月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。