
こんにちは。街の外壁塗装やさん大阪平野店の有持です。
「近所で外壁塗装をしているのをよく見かけるけれど、うちもそろそろかな…」
今回のY様も、まさにそんなお気持ちからご相談くださいました。
八尾市にお住まいのY様邸で、外壁・屋根・付帯部の全面塗装を行った事例をご紹介します。
ご近所が相次いで塗り替えをされているのを見て「うちも限界かな」とお感じになっていたY様。
外壁の汚れや雨だれ跡が目立ち、「このまま放っておくと家の中まで傷むのでは」という不安もあったそうです。
施工した業者が当店だと知り、「同じところにお願いしよう」とご依頼いただきました。
ご近所での仕事ぶりが口コミにつながった、ありがたい現場です。
使用材料
外壁:KFシェアルドF 屋根:ファインパーフェクトベスト
くすんだベージュから、明るいホワイト+ブラウンのアクセントへ。
お家全体の印象が一新しました。ここに至るまでの工程を、順を追ってご紹介します。
現地調査では、外壁の退色・雨だれ・目地の劣化・クラック(ひび割れ)、屋根の苔・藻、棟板金(むねばんきん=屋根頂部の金属カバー)の錆びなど、複数の劣化を確認しました。
モルタル外壁には、細いヘアークラックから幅のある構造クラックまで混在。
放置すると雨水が内部に侵入して下地が腐食するため、塗装の前に補修が必要と判断しました。
屋根のスレート瓦は苔・藻が全面に繁殖し、手で触ると白い粉がつくチョーキング(白亜化)も進行。
塗膜の防水機能がほぼ失われた状態でした。
塗料は、外壁にKFケミカルのフッ素系「KFシェアルドF」(保証10年)、屋根に日本ペイントのラジカル制御形「ファインパーフェクトベスト」(保証5年)を採用。
Y様の「ベージュからホワイトへ、アクセントはブラウンに」というご要望に沿って、メインをホワイト、幕板・付帯部をブラウン系でコーディネートするご提案をしました。

足場を設置し、外壁と屋根を高圧洗浄しました。
外壁の凹凸に入り込んだ苔・藻・カビなどの微生物汚染まで落としておかないと、新しい塗膜が汚れの上に乗るだけになり、早期剥離の原因になります。
洗浄は塗装の耐久性を左右する「下地づくりの第一歩」です。

屋根も同様に洗浄。
苔・藻に覆われていた表面から、スレートの素地が現れました。なお棟板金は、洗浄の前にケレン(錆び・旧塗膜の除去)を済ませ、削りカスごと洗い流しています。
実際に上ってみると屋根の傷みは想像以上で、「初めての塗り替えですが、思ったより傷んでいますね」とお伝えすると、Y様は「今のうちに全部やっておいてよかった」と前向きにとらえてくださいました。
ひび割れにはエポキシ系補修材(スムースエポ)を注入し、割れ目の奥まで樹脂を浸透させました。
表面を埋めるだけでなく奥までしっかり充填することで、同じ箇所の再発リスクを大きく下げられます。充填後は目視で確認し、不十分な箇所は追加処理。「上から塗ればわからない」ではなく、見えなくなる工程こそ丁寧に。
ここの精度が、数年後の状態を左右します。
シーリング(コーキング)は、目地や開口部の隙間を埋めるゴム状の防水材です。
今回は庇(ひさし=窓や玄関の上に取り付けられた小さな屋根のこと)と外壁の取り合い部・換気口周囲・外壁目地などに充填しました。年数が経つと紫外線と熱で硬化・収縮するため、傷んだ箇所は新しい材料で打ち直しています。
特に庇と外壁の取り合い部は、雨水が入り込みやすい箇所のひとつ。マスキングテープで養生してから、シーリングを充填していきます。
1枚目がマスキングテープで養生した状態、2枚目がシーリングを充填してテープを剥がした完了の状態です。
境目に沿ってまっすぐ、すき間なく充填できているのが分かります。見た目の美しさと、雨水を止める防水性、その両方のためのていねいなひと手間です。
1枚目は、サンドペーパーで錆びと旧塗膜を削り落とすケレンの様子です。
これは高圧洗浄の前に行い、削りカスを洗い流しています。
2枚目は、洗浄後に塗布した錆止め(ハイポンファインプライマーII)。
鮮やかな色の錆止めが、内部の錆びの進行を抑え、上塗りの定着を助けます。

施工前は全体に退色・汚れが目立ち、窓下には雨だれ跡が縦に走っていました。
雨だれは防汚性が落ちると生じやすい黒ずみ汚れです。モルタル外壁は10〜15年でこうした症状が出やすく、初回の塗り替えとしてちょうど良いタイミングでした。

外壁の下塗りはシーラーを塗布。
モルタルは多孔質(細かな穴が多い)なので、シーラーを浸透させて吸い込みを均一にし、仕上げ塗料の密着を高めます。

中塗りでは、左半分の旧ベージュから右半分のホワイトへ変わる様子がよく分かります。
「わあ、こんなに変わるんですね」と、Y様も現場で何度もうなずかれていました。

上塗りにはKFシェアルドF(KFケミカル・フッ素系)を使用。
フッ素樹脂塗料は耐候性・防汚性に優れ、雨だれ汚れの付着も抑えます。
中塗り・上塗りの2回塗りで所定の膜厚を確保しました(保証10年)。

まずは下塗り。
素地がむき出しになったスレートは塗料の吸い込みが激しいため、下塗り材で浸透を均一にし、中塗り・上塗りの密着を確保します。
下塗り後、タスペーサー(縁切り部材)を設置。
スレートの重なり目が塗料で塞がると、入り込んだ雨水が排出されず、野地板や垂木が腐食して雨漏りの原因になります。タスペーサーで隙間を確保し、排水経路を守る大切なひと手間です。

続いて中塗り。
ファインパーフェクトベストの赤茶色系を、ローラーで均一に塗布します。写真では塗装済み(左)と未施工(右)の色の差がはっきり分かります。

仕上げに上塗りを重ね、中塗り・上塗りの2回塗りで所定の膜厚を確保しました。
ファインパーフェクトベストはラジカル制御技術で紫外線による塗膜劣化を抑え、一般的なシリコン塗料より長持ちしやすいのが特長です。
苔・藻でグレーに退色していた屋根が、赤茶色系の艶やかな塗膜でまるで新築のような仕上がりになりました。
外壁・屋根のあとは、付帯部(外壁・屋根以外の金属・木部)です。
シャッターボックス・雨樋・水切りなどを怠ると、錆びや劣化が外観を損ない、錆びが周囲へ広がるリスクもあります。
シャッターボックス(付帯部)は、ケレン → 錆止め(ハイポンファインプライマーII)→ 中塗り → 上塗りの順で仕上げました。金属部分は、ケレンと錆止めの下地処理が密着のカギです。仕上げはダークブラウン系で、外壁のホワイトと調和した統一感のある外観になりました。
建物の最下部にある水切りは、雨や泥で錆びが進みやすい部分です。
錆止めのあと、細い金物は刷毛で隅々まで塗り込みました。
樹脂製の雨樋は紫外線で割れやすくなるため、塗装で保護することも長持ちの秘訣です。
玄関脇の石積みタイルに合わせたブラウン系で、玄関まわりも引き締まりました。
明るいホワイトの外壁に、ダークブラウンの面格子(窓格子)や雨樋がきりっと映え、清潔感のあるスタイリッシュな外観に仕上がりました。細部の付帯部まで色をそろえたことで、建物全体に統一感が生まれています。
足場解体の日、Y様はご自宅の前で完成した外観をじっくりご覧になり、「わあ、きれい!」と声を上げてくださいました。建物をぐるりと歩いて確認しながら、「ご近所に自慢できそうですね」と笑顔で。
当店を選んでいただいたきっかけがご近所の工事だっただけに、その言葉がとても印象に残っています。
Y様、このたびはご依頼いただき誠にありがとうございました。
- 八尾市で外壁塗装業者を選ぶ際、何を基準にすればいいですか?
- 施工事例の豊富さ・保証内容の明確さ・現地調査の丁寧さが重要な判断基準です。八尾市でも訪問販売による強引な勧誘のトラブルが報告されています。複数社から相見積もりを取り、工事内容や使用塗料・保証年数を比較した上でご判断ください。当店は現地調査・お見積り無料で対応しております。
- 八尾市で外壁塗装工事中、日常生活への影響はありますか?
- 足場・養生シートの設置により、工事期間中は窓の開け閉めに制限が出る場合があります。高圧洗浄日・塗装日は換気を控えていただく時間帯もあります。当店では工事前にスケジュールと生活上の注意点を丁寧にご説明しますので、事前に不安な点があればご相談ください。
街の外壁塗装やさん大阪平野店では、八尾市を含む大阪府全域で外壁・屋根塗装のご相談を承っています。
「そろそろ塗り替え時かな」と感じたら、まずは無料の現地調査・お見積りを。
建物と予算に合った最適なプランをご提案します。
記事内に記載されている金額は2026年06月24日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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