本日は柏原市にて施工させて頂いた外壁パワーボード、屋根セメント瓦の塗装工事のご紹介です!工事のきっかけは弊社にて塗装工事前の挨拶回りをさせて頂いた所、同じ区画内で共通の不動産会社さん、築年数ということがキッカケで建物の状態をみさせて頂く運びとなりました。他社でもお隣のお宅や近隣様宅でも数件ほど塗装工事が施工済みで、メンテナンス時期に入っていることはなんとなくご認識されてましたが、具体的な状態はご存じありませんでした。建物の調査をしたところ、目地部分の塗膜の亀裂、外壁に一部コケ・カビが繁殖しておりました。原因はセラスキンと呼ばれる既存塗膜が紫外線による塗料内部の樹脂の劣化で塗膜の結束が弱まり水を吸っていることと、硬化して柔軟性が損なわれたため割れている状態でした。実際、ご近隣様でも劣化状況は共通していました。劣化状態の特徴から通常3回塗りの所を4回塗りにてご提案、費用をご説明させて頂き工事をお任せ頂けることとなりました。
それでは実際の施工の様子を見ていきましょう!!
使用材料
外壁:KFシェアルドF 屋根:ファインパーフェクトトップ
塗装前に必ず行う工程が【高圧洗浄】となります。
汚れや、劣化し弱った塗膜などを取り除く大事な作業です。
今回は屋根、外壁ともに洗浄しました。
特に屋根からは黒く濁った水が滝のように流れ込むことも( ;∀;)
入念に洗浄させていただきました!!
施主様から喜ばれるシャッターの洗浄です。
普段から掃除するのは大変ですよね(;^_^A
外壁とともにシャッターの汚れもキレイに流します。
今回の外壁の種類は【パワーボード】と呼ばれるもので特に継ぎ目(シーリング)が多いものです。
その量は一般的な外壁に比べ1.5倍~2倍ほどになることも。
劣化し割れていた箇所が多かったためすべてのシーリングを補修することになりました。
キレイに仕上がるようにテープを貼ります。
両サイドに貼るため単純計算シーリングの長さの倍の長さのテープを貼りこみます。
メートルではなくなんとキロメートルの長さになります!!
テープの後、プライマーを塗りいざシーリング材を充填していきます!!
シーリング作業が完了しました。
特に水の侵入経路になりやすい開口部(窓回り)や屋根と壁の取り合い部分です。
溝がほとんど埋まるくらい分厚く仕上げることで耐久性も大幅に上がります。
先ほどのテープ貼りのおかげでラインが真っすぐ出ていてキレイな仕上がりになりました。
ここからはいよいよ塗装作業です。
今回は既存の塗膜が少し弱っていましたので【4回塗り】の施工です。
1回目の塗装はシーラーと呼ばれる主に密着をよくする下塗専用塗料を塗りこんでいきます。
この工程をすることで後から塗る塗料との密着がよくなり仕上がりがよくなります。
次に2回目の塗装ですがフィラーと呼ばれるこれも下塗専用塗料です。
この塗料は微弾性になっており、柔軟性があります。
細かいひび割れを埋める補修としての機能もあるのでローラーに力を入れてグイグイっ押し込みながら塗るイメージです。結構力を込めるため腕がパンパンになります(;^_^A
3回目の塗装です。
ここで初めて施主様が選んだ色を塗ることになります。
外壁の模様ごとに二色に色分けしています。
今回使用した塗料はKFケミカル社の水性フッ素樹脂塗料です。
フッ素樹脂塗料は一般的なシリコン樹脂塗料よりも格段に耐久性が高く弊社イチ押しの塗料となります。
4回目の塗装です。
いよいよ仕上げになります。
色を塗り重ねることで適正な膜厚となり塗料本来の機能や耐久性を発揮します。
塗り残しやムラが無いよう慎重に丁寧に仕上げていきます。
こちら屋根を補修しています。
セメント瓦なので丈夫な瓦ですがひび割れがありました。
特に瓦の先端や角が割れやすいです。
パテ補修は強度があり上から塗装することも可能なのでよく行います。
屋根は【3回塗り】の施工です。
瓦の形状が波が打っているので形に沿って腕を上下させながら塗ります。
屋根の塗料は溶剤(油性)タイプとなります。
屋根2回目の塗装です。
屋根の上(棟側)から下(軒先側)に向かって塗り進めます。
塗料は日本ペイントさんのファインパーフェクトベストです。
色褪せを抑えるラジカル制御機能が入っており耐久性が優れています。
施主様のご要望で元の色に近い色で塗らせて頂いております。
屋根3回目の塗装です。
塗り残しやムラに気を付けながら塗り重ねます。
新築のようなピカピカな仕上がりになりました!!
軒天塗装です。
こちらの写真はベランダの天井部分です。
弊社では日本ペイントさんのケーンエースを使用しております。
下塗り、上塗りと二回塗り重ねます。
破風板と呼ばれる屋根の側面部分の塗装となります。
こちらも下塗り、上塗りと二回塗り重ねます。
日本ペイントさんのファインパーフェクトトップを使用しております。
雨樋の塗装です。
日差しで色褪せしていることが多くこちらも二回塗り重ねます。
外観のアクセントになる箇所なので黒や白、こげ茶等ハッキリした色合いが多いです。
シャッターボックスもキレイに仕上げます。
素材が鉄なので「錆び止め」を塗ってからペンキを塗ります。
色はサッシの色と合わせて塗ることが一般的です。
外塀の塗装です。
雨水が垂れやすく雨染みがついていたため施主様がとても気にされていました。
こちらもフッ素樹脂塗料で塗らせて頂きました。
以上、柏原市国分西の塗装工事現場でした。
今回、外壁塗装は通常の3回塗りではなく4回塗りの施工です。念には念を入れて、下地を強化する目的で1工程多く塗らせて頂きました。屋根はセメント瓦で状態も比較的良かったですが、足場があるうちにキレイにしたいと施主様のご要望があり塗らせて頂きました。
次、塗るときもお願いしますと有難いお言葉を頂戴しました(^^♪
塗装工事をご検討の方は気軽にご連絡下さいませ<(_ _)>
街の外壁塗装やさん大阪平野店フリーダイヤル 0120-4116-37(良い色皆)
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