そんな中、近くで現場をしていて見積依頼を頂きました。
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
外壁塗装 屋根塗装 その他の塗装
使用材料
外壁 KFシェアルドSi 屋根 ファインパーフェクトベスト
築年数
20年
施工期間
28日間
保証年数
5年
工事費用
¥1,200,000-
外壁を指で撫でると外壁色の粉が手に付着しました。
表面塗膜の防水性が切れている証拠で、外壁がどんどん湿気を吸収してしまう状態です。
下地の変形に耐えきれなくなった部分がここのように亀裂を起こします。
状態が悪くなりすぎると、塗装よりも費用が高額な外壁の貼替をしなくてはいけません。
シーリング材はお家の中に湿気を入れない役割があります。
継ぎ目と同様に補修が必要です。
木材は外壁以上に小まめなお手入れが必要です。
外壁を塗装するついでに木部も塗装することとなりました。
スレート瓦と呼ばれる瓦で昔の日本瓦に比べると軽くてお家への負担が少ないのが特徴です。
しかし、1枚1枚の耐久性は乏しい為、定期的なお手入れが必要な瓦です。
継ぎ目のシーリングの劣化から雨漏れすることが多いこの2つの箇所です。
補修をしっかりして、雨漏れを止めます。
両サイドにカッターで切り込みを入れペンチで引っ張って取り除きます。
塗装工事における洗浄の必要性と重要性
洗浄は、塗装工事において非常に重要な工程です。
洗浄を行うことで、外壁に付着した汚れや苔、カビなどをしっかりと落とすことができます。
これにより、塗料が外壁にしっかりと密着し、塗膜が剥がれるリスクを減らすことができます。
そのため、洗浄は塗装工事において欠かせない重要な工程と言えます。
塗装作業は基本的に3回塗装を塗り重ねていきます。
外壁の1回目はシーラーを塗布します。
シーラーは無色の為、塗装をしても色は付きません。
窯業系サイディングと吹付の場合では、1回目の塗料を変える必要があります。
吹き付け部分には、フィラーという微弾性の下地材を入れます。
白くなっている箇所がフィラーを塗布した箇所です。
今回はKFケミカルのKFシェアルドSiのナスコン色で塗装します。
元の外壁の色からガラッとイメージが変わります。
塗料は性質上、乾くと色が濃くなります。
塗りたての箇所は乾いている箇所にくらべて色が薄くなるため、色が濃い所すべてに上塗りをします。
塗り漏れが無いように慎重に作業をします。
シーラーは無色ですが、劣化した屋根が塗料を吸い込むことにより、塗装した箇所は色が濃くなります。
色はライトグレーを選択しており、色が変わっていくのがよくわかります。
屋根の塗装は傾斜があり、夏場は太陽の照り返しで暑く非常に大変な作業です。
今回のお家では、軒天・雨どい・シャッターボックス・水切り・破風板・木部が対象です。
最初の軒天の塗装の様子です。
材料は透湿性の良い日本ペイントの水性ケンエースを使用しています。
こちらは2回塗料を塗り重ねて完成です。
綺麗に天井が仕上がりました。
下地の状態を均す為に最初にペーパーでケレン作業をします。
錆止めは名前の通り、錆が発生するのを抑制し、これを入れることにより下地の状態もよくなるのでいい仕上がりになります。
2回塗り重ねて仕上げます。
周囲のサッシの色と合わせて塗装してあげます。
こちらも鉄の為、錆止めを入れます。
パッと見たらすごい奇抜な色に見えますが、事前のシュミレーション通りに仕上がってます。
塗装工事を検討されている方はぜひ参考にしてみて下さいね(^^♪
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記事内に記載されている金額は2024年07月13日時点での費用となります。
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