現地調査に伺うと、内装はリフォーム済みできれいになっており、雨漏り跡は見られません。屋根に上がり谷板金を確認すると、銅板の谷板金に穴が空いていました。
谷板金からの雨漏りは、よくある事です。
谷板金交換をご提案いたしました。
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
雨漏り 屋根材 その他
使用材料
谷板金 GL0.35
築年数
40年
施工期間
4日間
保証年数
5年
建坪
35坪
工事費用
255,000円(追加工事30000円)
室内からは、内装リフォームをしたばかりで、天井に雨漏り跡・雨染みは確認できませんでした。
銅板の谷板金が設置されています。以前は、「銅板は一生もの！」と、言われておりましたが、最近は酸性雨の影響で、銅板に穴が空くことがあります。
雨漏りの原因で多い箇所です。
目視で確認できるほどの穴は見つけやすいですが、ピンホール(針の穴のような小さな穴)ですと発見しにくいです。
経年により銅板が変色している箇所や、谷の折れ目は穴が空きやすくなっているので、要注意です。
谷板金周りにある瓦を一時撤去し、谷板金を撤去します。
四角い黒いスポンジのようなものは、ケミカル面戸です。
ケミカル面戸を設置することで、雨水を瓦方向へ流れにくくします。
止まりは、軒樋の端に付ける役物です。止まりがないと、雨水は全て赤丸箇所から瓦の下へ流れてしまいます。
ルーフィングの耐用年数は過ぎているので(ルーフィングの種類によりますが、約20年)、こちらも雨漏りの原因として考えられます。
追加工事となりますが、軒樋交換と部分葺き直しをご提案いたしました。
ルーフィングは、高級改質ゴムアスルーフィングです。
瓦桟は水抜き加工付き・防腐処理済みの瓦桟を使用します。
止まりを取付けたので、瓦の下へ大量に雨水が流れる心配はありません。
谷板金はガルバリウム鋼板 板厚0.35㎜です。
記事内に記載されている金額は2025年09月11日時点での費用となります。
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