
顧客様から「テラスの波板が、風が吹くとバタバタ音がするから止められる?玄関庇が雨漏りしているようだけど、見てくれる?」と、ご相談をいただきました。
現地調査に伺うと、テラスは下地が腐り、釘が効いていませんでした。
玄関庇は雨漏りしていて、軒天や垂木が変色していました。
「テラスは、だいぶ前に塗装して波板も張り替えたけど、玄関庇は、建てた時のまま何も手入れをしていない…玄関は我が家の顔だから、きれいにしたい」と、仰るので、
テラスは腐った下地を交換し塗装、波板は張替えを
玄関庇は、野地板を交換しガルバリウム鋼板で張替えを ご提案いたしました。
使用材料
セリオスプライム 0.35 A-152、ポリカ波板 ブロンズ
現地調査に伺うと、テラスの下地(横桟)が腐っていました。風が吹くとバタバタ音がするのは、ここの釘が効いていないからです。
玄関庇の軒天は雨染みの跡があり、垂木や母屋にも雨漏りの跡が見られます。
テラスの下地が腐っているので、釘をいくら打っても止まりません。下地(横桟)を交換し、塗装をしてから波板の張替えをご提案いたしました。
玄関庇は、銅板屋根を撤去し、野地板を張替えルーフィング張り、屋根はガルバリウム鋼板で張り替えることをご提案いたしました。
既存の波板を撤去すると、軒先から2本の横桟(下地)が腐っているので交換します。
テラスは塗装をするので、この時にケレン処理をします。
ブルーシートは、ケレン処理の際に剥がれ落ちる塗料が散らからないようにする為に敷きます。
取付けた横桟(下地)と木部を塗装します。
横桟や垂木の上の部分は、波板がない状態でないと、塗装はできません。
木部の上の部分を塗装しないと、波板を張った後で、汚れや色の違いが目立ってしまいます。
塗装をすることで、上から見てもきれいな下地を、波板越しに見ることが出来ます。
ポリカ波板を張ります。
「ポリカ」は「ポリカーボネート」の略で、高い透明性、優れた耐衝撃性、耐熱性、自己消化性を持つ、エンジニアリングプラスチック(金属代替に用いられる高強度・高耐熱性を持つ高性能な合成樹脂の総称)です。ガラスの200倍もの強度を持ち、割れにくいのが特徴です。
上から見ても、きれいな下地が見られます。
既存屋根(銅板)を撤去します。野地板は雨染みが多く、腐り始めていました。野地板も撤去します。
野地板を張り替えます。既存と同じようにバラ板を使用します。
バラ板を使用するのは下から見た時に、構造用合板よりもバラ板の方が高級感があります。玄関は、「そのお宅の顔」となるので、見栄えも大切ですね!
更に構造用合板12㎜を張り、ゴムアスルーフィングを張ります。
ゴムアスルーフィングを張る事で、屋根から雨水が侵入しても、速やかに軒先へ排出します。雨水から野地板を守ります。

屋根本体はガルバリウム鋼板を張ります。板厚は0.35㎜です。
防腐処理と保護の為に、軒天には薄色のオイルステンを、垂木と母屋には濃い色のオイルステンを塗布しました。
きれいに玄関が生まれ変わりました!
下から見上げると…明るく、きれいな玄関庇に生まれ変わりました!
玄関補修の施工例は
コチラ
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記事内に記載されている金額は2025年09月14日時点での費用となります。
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