動植物から取られたもの、歴史や文化に由来するもの、色名は様々なものに彩られています。このページではJIS(日本工業規格)の慣用色269色の中から難しい色名と実際の色を紹介しています。
今回は青紫と紫編です。
藤色は明るい青紫で、名前からも分かるとおり、藤の色です。清少納言の枕草子でも「色あひよく花房長くさきたる藤」をめでたき(素晴らしい)ものとしています。
ウィスタリアは鮮やかな青紫で、藤の英語名です。日本のものと較べると、青みが強いようです。19世紀末の化学染料からの由来もあります。
古代紫はくすんだ紫で、日本古来の紫を指します。和服やその小物では人気の色だそうです。
江戸紫は濃い青みの紫で、江戸時代に江戸で武蔵野に自生するムラサキ科ムラサキソウを使って着物を染めたことが由来です。古代紫と比較され、今紫とも呼ばれました。新旧の比較で色に名前がつくこともあるんですね。写真はスカイツリーのライトアップ雅で、江戸紫に近い色が使われています。
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