厚木市の築7年近くの2階建て住宅です。築7年となるとそろそろ屋根外壁塗装のメンテナンスが必要になってくるような時期です。全体点検のご依頼でしたが、気になる部分は外壁ではなく、あらゆる細かい箇所のようです。
まずは軒天です。軒先に沿って塗膜が剥がれてしまっているのが見て分かります。軒天は雨風にさらされやすいことから下地の劣化・塗膜の剥がれ・汚れの付着が多く見られます。しかし軒天の塗装だけといっても2階建てになりますと必然的に足場の架設が必要になります。もし腐食して塗装のみの補修が不可能な場合は、張り替えも必要になりますので実際は近くで見てみないと分からないケースも多数です。足場を架設するのであれば全体的なコストを抑えるために外壁や屋根の塗装もしたい所です。
正直な所、外壁は大変綺麗で劣化もチョーキング(白亜化)も見られませんでしたので屋根の確認に入ります。屋根はやはり常日頃、紫外線にさらされ続けていますので若干の色褪せが見られスレートの割れも見られました。割れた部分は落下したのか見当たりませんでしたのでヒビ部分のみコーキング補修を行いました。割れと言ってもすぐに防水紙が劣化し雨漏りを起こす等と言った心配はありません。表面保護のために塗装を行うのも一つの手です。
最後に鉄部です。最近のバルコニーはアルミ製が多いですが、部分的に鉄を使用している住宅も当然多くあります。鉄部は錆止め・仕上げ塗料で錆を防いでいますが剥がれてしまうと美観だけでなく錆びて腐食してしまいます。所々内部にまで水が廻り欠けている部分がありますのでこちらはケレンで塗膜を落としてから錆止め・仕上げ塗装でもう一度保護をする必要があります。足元が腐り落下する危険性が出てくる前に定期的に補修の手を入れていきましょう! 今回工事のご提案に当たっては予算と次回の外壁塗装等のメンテナンス時期で変わっていきます。全てまとめて工事をすることで費用を抑えられますので今回どこまで補修をするかお客様のご意見を聞きながら決めていきたいと思います。
記事内に記載されている金額は2021年05月27日時点での費用となります。
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