皆様は、コーキング打ち増しとコーキング打ち替えの違いってわかりますか?
と、その前に・・
◆コーキングとは?
コーキング=シーリングとも言います。
言葉の通り、「密閉する・蓋をする・詰め物をする」という意味合いがあります。
外壁のサイディングボードの繋ぎ目部分のことを目地と言い、この目地にコーキング材を流し込み隙間を埋めていきます。これを目地補修と言います。
他にもクラックなど外壁などのひび割れてしまった隙間にコーキング材を充填して補修をしたりします。そうすることで雨水の浸水を防ぐのです。
(下記画像の水色とピンクの間にある溝部分が目地になります。ここにコーキング材を充填していきます。)

コーキングってとっても大事なのです。
経年劣化によってコーキング材も劣化していきます。剥離・ひび割れ、やせ細るなど、目に見えてわかる症状が出てきます。
これを放置すると雨漏りへと繋がります。お家に隙間が生まれているということは、雨水の入るこむ余地を与えていることになります。
更に放置をすると内部の腐食へと繋がり、結果的に大規模修繕となる恐れもあるのです。
話を戻します。
今日の本題であるコーキングの打ち増しと打ち替えの違いですが、もともとあるコーキングの上から新しいコーキング剤を充填していくことを「打ち増し」と言います。外壁にある目地部分だけではなく、サッシ回りにも同様の措置をしたりします。
外壁 コーキング打ち増し
既存のコーキングの上から新しいコーキングを充填

充填したコーキングを押さえ整える

サッシ回り コーキング打ち増し
①プライマー塗布

②コーキングを打つ

③コーキング押さえ

外壁目地 コーキング打ち替え
既存のコーキングを剥がす

プライマー塗布

コーキング充填

続いて、劣化したコーキング材をカッターなどを用いて除去し、新しいコーキング材を充填していくことを「打ち替え」といいます。
この処理で大切なのは、古くなったコーキングをきちんと剥がしてやることです。。 古いコーキングが残ったままだと、せっかく充填したコーキングが剥がれてしまこともございまず。適切な量を充填し、気密性を高めることが大切なのです。
また今流行りのDIYですが、コーキングにはシリコンやポリウレタンなど各成分系統と外壁に応じて使い分ける必要がありますので、ご自分でやろうとお考えの方はご注意を!
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コーキングで重要なのは防水性・耐久性・耐候性です。
弊社でよく使用しているコーキング材は「オートンイクシード」になります。耐久性と耐候性を同時にしかも長期的にその役割を果たしてくれる大変優秀なコーキング剤です。
今は塗料だけではなくコーキング材も様々なものが出ておりますが、街の外壁塗装やさんでは、お家の状態に適した材料・塗料を考え、お客様にご提案させていただいております。目地の状態は大丈夫ですか?気になっている方、まずはお気軽に外壁塗装やさんまでお問い合わせくださいませ。


記事内に記載されている金額は2018年06月23日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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