大田区田園調布のお客様から外壁の点検依頼をお受けしました。築10年のお住まいで、気付いたら外壁にひび割れができていたので見て欲しいとのことです。
まずお住まいにお伺いして早々、外壁のサイディングボード目地のシーリングが黒ずんでいるのが目につきました。別の箇所では、はっきりとひび割れてしまっているのが分かります。どちらもシーリングの劣化症状です。特に黒ずんでいる方は、劣化によってシーリングの可塑剤が溶け出してきてしまっている状態です。ブリード現象といって外壁に染み出して黒く汚れたような見た目になってしまうこともあるので対処していきたいですね。
続いては事前に伺っていたひび割れの箇所を見ていきます。確かに2階の窓枠上部にひび割れが一筋伸びているのが確認できますね。このように窓や扉などの開口部周辺に発生するひび割れを開口クラックと言います。主に地震などの揺れによって建物へ負担がかかることで開口クラックは生じます。外壁を伝った雨水が開口クラックから染み込んで雨漏りの原因になってしまうことは多いのでしっかり補修した方が良いでしょう。
2枚目の写真では軒天にある換気口のネジ穴からクラックが発生している様子が分かります。外壁にも同じことが言えますが、こうしたネジやビスで固定してある箇所は、その穴を起点にクラックが発生しやすい箇所です。「このくらい…」と放置していると、そこから外壁の剥がれが起こることも多いんです。小さいクラックですが見過ごせません。
記事内に記載されている金額は2022年10月21日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。
