まず、漆喰は外部からの影響を受けやすいため、風雨や紫外線によって劣化しやすい特性があります。特に雨水や湿気、また太陽光によって漆喰の表面が劣化し、色褪せや剥がれが生じることもあります。これらの劣化現象は、建物の外観を損なうだけでなく、漆喰の保護機能を低下させるため、早期の補修が必要です。
さらに、漆喰は建物の構造的な安定性にも関わっています。漆喰は前述したように瓦同士の固定を行い、棟の形が崩れないために欠かせないものです。
そのため地震があった時の被害を抑えるなど、耐震性を向上させる役割を果たしています。しかし、劣化した漆喰はその機能を果たせず、建物の安定性に悪影響を及ぼす可能性があります。特に、ひび割れや剥がれが進行した場合、漆喰の補修が必要です。補修を行うことで、建物の安全性を確保し、長期的な耐久性を維持することができます。
漆喰詰め直しと呼ばれる工事では、劣化した漆喰を取り除いてから新しい漆喰を塗っていくことで、しっかりと定着させるのです。もし劣化した漆喰の上に塗ってしまうと、それが原因ですぐに新しい漆喰も剥がれてしまいます。
さらに雨漏りを防ぐ術としては、棟そのものを一度解体して土台から造りなおす棟取り直し工事もあります。こちらでは土台に土ではなくシルガードといった耐水性のある漆喰を用いることもあり、これまで以上に雨漏りに強い瓦屋根へとすることが可能なのです。
私たち街の外壁塗装やさんでは、漆喰の詰め直し工事ですと税込5,500円～/mが参考的な費用となっております。
記事内に記載されている金額は2023年08月12日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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