品川区二葉にお住まいのお客様からのご依頼で外壁の点検に伺いました！「最近、汚れが目立つようになってきて困っている。」とのことですが、その原因を探りつつ、点検をしていきます。
外壁はジョリパットという仕上げ材で塗装されていました。ジョリパットは、しっかりとメンテナンスをしてあげれば、50～60年程度の耐用年数があるとも言われる丈夫な仕上げ材です。モルタル外壁と同様にパターンが付けられるのも特徴で、180種類のカラーと100種類以上のパターンからオリジナリティの高い外壁を演出することができるんです！
そんなジョリパットですが、10年もすると色褪せや汚れ落ちが悪くなるといった劣化症状が起きてきます。今回のお住まいでも、塗膜劣化のサインであるチョーキング現象が確認でき、触ると粉がついてくる状態でした。
外壁には全体的に黒い汚れが目立っています。これは塗膜が劣化して防汚性が弱まってしまっているからでしょう。ジョリパットは、もともと凹凸のあるデザインのため、汚れが溜まりやすいのですが、劣化してしまうと汚れを落としてもすぐについてしまいます。また、撥水性も落ちていることが考えられますので、このまま放置しているといずれは緑色の苔や藻も発生する可能性があります。
記事内に記載されている金額は2024年07月25日時点での費用となります。
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