今回は大田区北嶺町のお住まいで行った点検の様子を紹介します!伺ったお住まいはALC外壁のお住まいです。お問い合わせのきっかけが、「汚れが目立ってきたので綺麗にしたい!」とのことでした。どんな状態なのか詳しく見ていきます。
目次 【表示】 【非表示】
外壁の汚れが目立ちます
早速、外壁の様子を見ていきます。お客様がおっしゃていたように外壁には汚れが目立っていますね。特に窓枠から垂れるような黒い汚れがいくつも見られます。窓枠は外壁から出っ張った構造になっているので、上部に汚れが溜まりがちなんです。その溜まった汚れが雨水で流れ落ちて黒い汚れのラインを作ってしまっているようです。
外壁の塗膜が健全であれば、多少汚れが流れてきても付着せずに流れ落ちるのですが、この汚れは完全に付着しています。これは塗膜自体が劣化しているサインです。ALC外壁で塗膜が劣化していると、撥水性もなくなっているために水を吸収してしまいます。水を吸収したALC外壁は、ひび割れをはじめとした劣化症状を起こす可能性があるので放置は厳禁です!大きな破損が起こる前に外壁塗装によるメンテナンスで表面を保護するようにしましょう!
窓サッシのシーリングも劣化しているようです
塗膜が劣化しているということは、外壁に施工されているシーリングも同様に劣化を起こしている可能性があります。こちらは窓サッシまわりのシーリングですが、肉痩せを起こして隙間ができてしまているのが分かりますね。窓サッシまわりのシーリングに隙間ができてしまうと、そこから染みた雨水によってお部屋の中へと雨漏りを起こしてしまう可能性が高くなります。
さらに、窓サッシからの雨漏りは外壁内部へと広がっていることも多く、知らず知らずのうちに内部からボロボロになっていることもあるんです!台風のような強風を伴う雨の時だけにしか雨漏りしないということもあるので、目に見える雨漏りの被害が小さくても要注意なんですよ!
外壁塗装とシーリングの増し打ちをご提案!
点検を終えて、今回は外壁塗装とシーリングの増し打ちによるメンテナンスをご提案させていただきました!
今回ALC外壁が水分を吸っている可能性があるので、塗料は透湿性の高いものを使っていきます!というのは、ALC外壁中の水分が蒸発して出てくるときに塗膜を膨れさせてしまうからなんです!塗膜の膨れはいずれ塗膜の破れにつながってしまうので、せっかく塗装しても意味がありません!透湿性の高い「パーフェクトトップ」での塗装をご提案しました!
窓サッシまわりのシーリングは「打ち替え」ではなく「増し打ち」でメンテナンスしていきます。
これらの違いは何かというと、「打ち替え」は古いシーリングを剥がして新しくシーリングを充填する工事で、対して「増し打ち」は既存のシーリングの上からシーリングを充填していく工事です。窓サッシまわりのシーリングは、無理に撤去しようとすると、内部の防水テープや構造自体を傷つけてしまう恐れがあるので「増し打ち」でメンテナンスするのが一般的なんです!
シンプルな工事でも、抑えるべきポイントはたくさんありますので、見積書を見て疑問に思うことがあれば、遠慮なく業者さんへ質問するようにしましょう!
記事内に記載されている金額は2024年09月19日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。