研磨材や工具を使用して、既存の劣化した塗膜や錆を落としていきます。
こうする事で、新しく塗布する塗膜と塗布面の密着度が向上する効果があります(#^^#)
ケレン作業は、特に鉄部・木部塗装において必須とも言われる重要な工程です(^^)/
ただし、ポイントとなるのが「錆止め効果」を持つ下塗り塗料を使用する事です(#^^#)
錆は金属の天敵であり、錆止め塗料を施す事でその広がりを抑える効果に期待できます。
特に、鉄骨階段などでは安全にも関わりますので、非常に重要なポイントと言えます！
塗料の種類は様々ですが、施工箇所に最適な塗料を選ぶ事も非常に重要です。
下塗り塗料と同様に、仕上げ塗料も必ず鉄部塗装に適した塗料を選定しましょう。
仕上げ塗料を施し、適切な時間乾燥をさせれば鉄骨部の塗装は完了です(^^)/
現地調査の様子になります。築30年程経過したRC造（鉄筋コンクリート造）の建物となっております。
今回メンテナンスを検討している箇所は、共用部に取り付けられた鉄製の手摺になります。
全体的に塗装の劣化や剥がれが生じているとの事でしたので、詳しく調査を行い状況に応じたメンテナンスのご提案を行わせていただきます！
鉄部の確認を行うと、手摺の天場付近では塗装の剥がれが多く見受けられました。
共用部ということもあり手摺は多くの人が触れる部分になるため、他の箇所と比較しても劣化の進行は早い箇所と言えます。
幸いなことに塗装の上塗りが剥がれている状態で、下塗りの錆止め塗料は残っておりました。
その為、錆の発生は見られず塗装のメンテナンスで問題のない状態となっております。
鉄部の塗装が劣化すると、錆びが発生しやすくなります(>_<)
錆びは鉄の最大の敵であり、耐久性に影響を与えるだけでなく、強度の低下や機能の低下を引き起こす可能性があります。
放置してしまうと錆びが広がり、最終的には鉄部が折れたり崩れたりする危険性がありますので、定期的な塗装メンテナンスが重要です！
支柱の水下側は水分が滞留し易い箇所ですので、鉄部の腐食が進行し穴開きの症状が確認できました(>_<)
鉄部の腐食は、鉄が水や空気と反応して錆が発生する現象です。
腐食が進行すると、鉄部の強度や美観性が損なわれてしまいます(;_:)
また、鉄骨の内部で腐食が進んでいる場合もありますので、鉄骨階段などではいきなり踏板が外れてしまうなどの危険性が大きくなります。
記事内に記載されている金額は2024年10月01日時点での費用となります。
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