目地シリーズ(その2)です!
目地シリーズ(その1)では、目地の役割や劣化時の状態などをお伝えしました。
まだご覧になられてない方はぜひ見てみてください。
それでは目地についての続きを書いていきます。
目地の劣化の原因
目地の主な劣化の原因として
・紫外線によるダメージ
・雨風によるダメージ
・温度差による膨張と収縮による分離でのダメージ
あたりがあげられます。
シーリングの劣化症状
シーリング材は、時間の経過とともに劣化が進みます。劣化が進むと、防水性や密閉性が低下し、雨漏りや建物内部への湿気の侵入を引き起こす可能性があります。シーリングの劣化症状について見ていきましょう!
ひび割れ
シーリング材が硬化し、弾力性を失うと、ひび割れが発生します。これは主に紫外線や風雨など、外的環境に長期間さらされることが原因です。
肉やせ・剥離
シーリング材が施工面から剥がれるという現も起こることがあります。接着不良や施工時の不適切な下地処理が原因で発生することが多く、剥離が進むと隙間から雨水が侵入します。
また、肉痩せはシーリング材が痩せて隙間ができる現象です。これは経年劣化や気温の変化による収縮が原因で、放置すると防水性能が低下してしまいます!
また、肉痩せはシーリング材が痩せて隙間ができる現象です。これは経年劣化や気温の変化による収縮が原因で、放置すると防水性能が低下してしまいます!
寿命を左右する要因
シーリング材の種類
シリコン系やポリウレタン系、変成シリコン系など、シーリング材にはさまざまな種類があります。それぞれに特徴があり、耐久性や防水性能が異なります。
施工環境
屋外に使用されるシーリング材は、紫外線や雨風の影響を強く受けるため、劣化が早まる傾向にあります。一方、屋内で使用される場合は比較的寿命が長くなることが多いです。
施工方法
適切な下地処理や施工が行われていない場合、シーリング材の密着性が低下し、早期に劣化症状が発生することがあります。信頼できる業者に依頼することが重要です!
目地を長持ちさせるには…
目地の困る点
これまでの記事から目地ってこんな大事な役割があるんだ!と理解していただいたと思います。
しかしこんなに大事なのにもかかわらず、目地って外壁や屋根より耐用年数が短いんです。
どれくらいかというと、新しく目地を打ってから早くて3年、長くて7年ほどで傷み始め、劣化が進行します。
そうなると、外壁はまだキレイなのに目地だけが弱ってきたぞという現象が起きます。
そこで、目地の補修をしようかなと考えると思うのですが新たな難点がでてきます。
工事時期による費用の圧迫
目地の打ち替え工事や増し打ち工事は、屋根外壁の塗装工事に比べると比較的安いです。
しかし、2mを超える高さの補修には基本的に足場が必要となってきます。
足場が必要となると足場の組み立て費がかかることになり、費用がかさんでしまいます。
この費用を抑えるための有効な手段としては、足場の必要になる屋根や外壁の工事と目地の工事を同時に行ってしまうということです。
こうすることで足場費用が余計にかかるのを防ぐことができます。
耐用年数に差があるので調整が少し難しいのですが、耐用年数の長いコーキング材を使用することで外壁塗装のタイミングに近づけることは可能です。
次回予告
ここまで読んでいただきありがとうございます。
本日の記事はここまでとなります。
目地シリーズ(その3)のブログもまた後日アップしますので更新までお待ちください。
私達、街の外壁塗装やさんは日本一親切な外壁塗装やさんを目指しています。
調査・見積もりも無料で行っていますのでお気軽にご相談ください。
質問のみのお問い合わせにも対応いたします。
記事内に記載されている金額は2024年11月14日時点での費用となります。
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