この写真では、雨漏りにより天井付近のクロスが剥がれてしまっている様子が見られます。
このような症状は、すでに内部の建材まで雨水が浸透しているサインであり、放置すればカビやシロアリの発生にもつながります。
雨漏りの初期兆候と見逃しやすいポイント
雨漏りは、明確な水滴や染みが現れる前に、以下のような兆候があることが多いです。
1：クロス（壁紙）の剥がれ
2：天井や壁の色変化（シミ）
3：カビ臭、湿った空気感
4：木材部分の変形や膨れ
これらは見逃されがちですが、いずれも雨漏りの予兆として極めて重要です。
肉眼では確認しづらい水の侵入も、赤外線サーモグラフィカメラを使用することで特定できます。
この画像は室内の雨漏り箇所を赤外線で撮影したものです。
紫や青の色が温度の低い箇所を示しており、そこに冷たい雨水が存在している可能性が高いことが分かります。
目視では見つけにくい漏水箇所も、非破壊で迅速に把握できるため、現在多くの外壁専門業者がこの方法を採用しています。
街の外壁塗装やさんでも、FLIR社製の高性能カメラを使用し、的確な調査を行っております。
画像は、雨漏りの主な原因となる外壁のシーリングの劣化を示しています。
窓枠周りのシーリングがひび割れているのが分かります。
このような状態になると、雨が降った際に水が内部に侵入しやすくなります。
特にサイディング外壁を採用している住宅では、シーリングのメンテナンス時期を逃すと雨漏りに直結するケースが多く報告されています。
記事内に記載されている金額は2025年07月02日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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