はじめに
和室で確認された雨漏りの様子
和室の天井部分に雨染みが確認されました。
外壁からの雨水侵入によって、エアコン付近の天井材に水分が回り込んだものと考えられます。
雨漏りは放置すると天井材の腐食やカビの発生につながるため、早期発見・修繕が重要です。

外壁周辺で見られた劣化のポイント
1. エアコン配管周りの劣化
エアコン配管の取り合い部分に隙間や劣化が見られました。 ここから雨水が侵入し、室内に影響を及ぼす可能性があります。
エアコン配管の取り合い部分に隙間や劣化が見られました。 ここから雨水が侵入し、室内に影響を及ぼす可能性があります。

2. サッシ上部のシーリング劣化
サッシ周辺のシールが劣化しており、防水性能が低下しています。
モルタル外壁ではサッシまわりからの浸水が非常に多く、重点的な点検が必要です。
サッシ周辺のシールが劣化しており、防水性能が低下しています。
モルタル外壁ではサッシまわりからの浸水が非常に多く、重点的な点検が必要です。

3. 開口部周辺のクラック
配管周囲の開口部にクラックが入っていました。
小さな隙間でも雨水は浸入し、室内への被害を広げます。
配管周囲の開口部にクラックが入っていました。
小さな隙間でも雨水は浸入し、室内への被害を広げます。

4. 足場設置の難しさ
住宅の隙間が狭いため、足場を設置するには最低でも300mm程度のスペースが必要です。
調査や補修の際には、このような施工環境も考慮する必要があります。
住宅の隙間が狭いため、足場を設置するには最低でも300mm程度のスペースが必要です。
調査や補修の際には、このような施工環境も考慮する必要があります。

モルタル外壁のメンテナンス方法
1. クラック補修
モルタル外壁は経年劣化でひび割れが発生します。
-
ヘアクラック(0.3mm未満) → 塗装による補修が可能。
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構造クラック(0.3mm以上) → シーリングや樹脂注入での補修が必要。
2. シーリング打ち替え
サッシや配管まわりのシーリングは10年程度で劣化します。 打ち増しや打ち替えを行うことで、防水性能を回復できます。
3. 外壁塗装
モルタル外壁は定期的な塗装メンテナンスが欠かせません。 防水性のある塗料で外壁を保護することで、雨水の侵入を防止できます。
4. 防水点検の定期実施
見えない部分の劣化はプロによる点検でしか発見できません。 5~10年ごとに専門業者による点検をおすすめします。
雨漏りを放置するとどうなるか?
・天井材や柱の腐食
・カビの発生による健康被害
・シロアリ被害の拡大
早めのメンテナンスが建物の寿命を延ばし、結果的に費用を抑えることにつながります。
まとめ
本記事では、練馬区豊玉南の和室で発生した雨漏り事例をもとに、モルタル外壁の劣化箇所とメンテナンス方法を解説しました。
・室内の天井に雨染みが確認された
・エアコン配管まわり、サッシ上部、開口部クラックが原因となる可能性あり
・モルタル外壁は定期的な点検・塗装・シーリング補修が必須
雨漏りは一度発生すると被害が拡大する一方です。
「少しでも怪しい」と思ったら、街の外壁塗装やさんまでお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年09月05日時点での費用となります。
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