今回の現場は練馬区豊玉北の戸建住宅で、経年による汚れや色褪せが目立っていたため、外壁のリフレッシュを目的に施工を行いました。
最終仕上げにはつや消し塗料を使用し、落ち着いたマットな質感に仕上げています。
高圧洗浄でしっかりと汚れを落とします
まずは、外壁に付着した汚れやカビ、古い塗膜を除去するために高圧洗浄を行います。
この作業を丁寧に行うことで、塗料の密着性が高まり、仕上がりの美しさと耐久性が向上します。
モルタル外壁は表面がざらついているため、汚れが入り込みやすいのが特徴です。
そのため、強力な水圧で細部まで洗浄することが重要です。
洗浄後はしっかりと乾燥時間を取り、次の工程に備えます。
下塗りで塗膜の密着を強化
続いて、下塗り作業に入ります。
下塗りは新しい塗料をしっかりと定着させるための重要な工程です。
モルタル外壁の場合、表面が多孔質なため、専用の下塗り材(シーラーまたはフィラー)を使用します。
下塗りを丁寧に行うことで、上塗り塗料の発色や耐久性が格段に向上します。
また、モルタル特有のヘアークラック(細かいひび割れ)も下塗りで補修・隠蔽できるため、美観維持にもつながります。
使用塗料はアレスシルクウォール
今回採用したのは、関西ペイントの「アレスシルクウォール」です。
この塗料はつや消し仕上げの高級水性塗料で、落ち着いたマットな質感が特徴です。
光の反射を抑え、自然な風合いを引き出すため、和風・洋風どちらの建物にもよく合います。
さらに、アレスシルクウォールは防藻・防カビ性能にも優れており、外壁の美観を長期間保ちます。
モルタル外壁のような吸水性のある素材にも相性が良く、通気性を保ちながら防水効果を発揮します。
中塗りで色のムラを防止
下塗りがしっかり乾燥したら、中塗りに進みます。
中塗りは仕上がりの色や質感を均一にするための工程です。
今回は柔らかいピンク系の塗料を使用しました。
お住まい全体を明るく優しい印象にしつつ、派手すぎない上品な雰囲気に仕上がります。
中塗りで塗膜の厚みを確保し、最終の上塗りで美観と防水性をさらに高めます。
この段階で塗りムラや塗り残しがないか入念にチェックしながら作業を進めます。
上塗りで仕上げ、美しい外観に
最後に、上塗りを行って仕上げます。
塗り重ねることで耐久性がさらに向上し、長期間にわたり美しい外観を維持できます。
完成後の外壁はしっとりとしたマットな質感で、陽の光を柔らかく反射し、上品で落ち着いた印象に。
近隣の景観にもよくなじみ、施主様からも「思っていた以上に落ち着いた雰囲気になった」とご好評をいただきました。
モルタル外壁塗装のポイント
モルタル外壁は、デザイン性が高く重厚感のある素材ですが、経年劣化によってひび割れや汚れが発生しやすいのが特徴です。
そのため、定期的な塗装メンテナンスが非常に重要です。
特に以下の点を意識して塗装を行うと、長持ちする仕上がりが得られます。
・下地処理(高圧洗浄・クラック補修)を丁寧に行う
・モルタル専用の下塗り材を使用する
・通気性と防水性を兼ね備えた塗料を選ぶ
・つや消し塗料で上品な雰囲気に仕上げる
こうした工程を踏むことで、モルタル外壁の美しさと機能性を長期間維持できます。
施工後のメンテナンスについて
塗装後も定期的に点検を行うことで、ひび割れやチョーキング(白化)などの早期発見が可能になります。
特にモルタル外壁は水の吸い込みやすさがあるため、劣化が進む前に早めの対処が重要です。
街の外壁塗装やさんでは、無料点検・診断を実施しております。
塗装後のアフターフォローも万全なので、安心してお任せいただけます。
まとめ|つや消し仕上げで上品な外観にリニューアル
今回の練馬区豊玉北のモルタル外壁塗装工事では、
・高圧洗浄による丁寧な下地処理
・専用下塗り材での密着強化
・アレスシルクウォールによるつや消し仕上げ
これらの工程を経て、落ち着いたマットな質感の外壁に仕上がりました。
モルタル外壁の塗装をお考えの方は、ぜひ一度、街の外壁塗装やさんまでご相談ください。
外壁の状態を丁寧に診断し、最適な塗料と施工方法をご提案いたします。
記事内に記載されている金額は2025年11月08日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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