鉄骨階段は、アパートや戸建ての外階段として広く使用されており、強度と耐久性に優れています。
しかし、屋外で常に雨風や紫外線にさらされることで劣化が早く進む部位でもあります。
特に、鉄骨の錆びは放置すると階段の強度低下や踏板の破損につながり、重大な事故を招く恐れがあります。
このため、鉄骨階段 塗装は安全性と美観を維持するために非常に重要です。
本記事では、千葉市中央区で撮影した実際の劣化写真を用いながら、鉄骨階段の劣化症状と塗装・補修方法を詳しく解説します。
鉄骨階段は金属製のため頑丈に見えますが、外部環境によって次第に錆びが進行します。
特に海に近い千葉市中央区では、
潮風による塩分で錆びが発生しやすい環境があります。
鉄は水分と酸素に触れることで腐食が始まり、
塗膜が劣化すると急速に錆が広がります。
この錆を放置しておくと、鉄の厚みが減少して階段の強度が低下し危険です。
千葉市中央区のお住まいで撮影した鉄骨外部階段の様子です。
階段の段鼻部分や踏板の縁に錆が大きく広がっていることが確認できます。
錆が進行すると金属部が膨張し、タイルの浮きや割れを引き起こすこともあります。
また、階段の端部に錆が広範囲に発生しており、素足で触れると危険な状況です。
ここまで錆びが進んでいる場合、早急な補修と塗装が必要です。
次に、踏板のつなぎ目部分を撮影した写真です。
錆が剥がれ落ち、腐食によって金属が欠損している箇所があります。
金属の厚みが減少しているため、踏み込んだ際に凹んだり、最悪の場合は踏板が抜ける危険性もあります。
さらに、錆が粉状になって剥離していることから、腐食が内部まで進んでいる可能性が高い状態です。
外部階段の腐食は転落事故につながるため、放置は非常に危険です。
裏側から見ると、鉄板が大きく膨らんで裂けている箇所も見られます。
ここまで劣化が進んでいると、単なる塗装では改善できず、
溶接補修や
鉄板の交換が必要となるケースもあります。
階段の裏側は普段目にしにくく、劣化に気づかないまま腐食が進んでしまうため、定期的な点検が重要です。鉄骨は裏側から腐食が始まることも多く、見えない部分が最も危険です。
鉄の腐食が著しい場合、塗装だけでは補修できません。
その場合は以下のような工事が必要になることがあります。
・鉄板の交換
・溶接による補強
・踏板の貼り替え
・階段全体の交換工事
特に裏側に穴が開いている状態では、金属材そのものが危険なため、必ず専門業者による点検が必要です。
鉄骨階段は外部環境により錆が進みやすく、放置すると非常に危険です。
特に千葉市中央区のような沿岸地域では、早めの点検と塗装メンテナンスが欠かせません。
鉄骨階段 塗装は、錆の進行を防ぎ安全性を確保するための最も重要な工事です。
錆びが進行している場合は、ぜひ専門業者にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年12月26日時点での費用となります。
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