戸建てのお住いですと、外壁には1階と2階部分を区切るように板が設けられていることがあります。住宅街を歩いてみると、あちこちの家でこの板を見つけることができます。普段は何気なく視界に入れているこの部分、いったいどのような役割があるのでしょうか？
今回はそんな付帯部の一部、幕板についてメンテナンスなど解説いたします！
外壁の幕板は主にお住いのデザインとして用いられている付帯部を指します。1階と2階との境目を区切るように設置されていたり、デザインによっては縦向きにもつけられていることがあります。
特に
窯業系サイディングのお住いに、この幕板は多く見られます。
幕板は一般的に木材や合板、金属などの素材で作られており、外壁と屋根の形状やデザインに合わせて様々な形状があります。
もちろん、
外壁塗装では付帯部塗装としてこの幕板にも塗装を行います。 デザインによっては幕板の色を変更することで印象も大きく変わってきますので、
塗装を行う業者を決めたらカラーシミュレーションによって塗装後のイメージを確認しておくと後悔しない工事を行うことができるでしょう。
「付帯部」という言葉が出てきましたが、こちらは住宅においてどの部分を指すのでしょうか。
塗装における付帯部には「破風板」や「鼻隠し」などの普段は聞きなれない部位を始め、聞き馴染みのある「雨樋」や「軒天」なども含まれます。
簡単に捉えるなら、屋根や外壁材以外の部分と言って問題ないかと思います。
基本的にこれらの付帯部も外部環境に晒されているため、劣化を防ぐためには外壁と一緒に塗装を行うようにします。
絶対に一緒に塗装をした方が良いとは言い切れませんが、付帯部だけ劣化が進んでしまうといずれ破損が発生し、交換などの補修を行う必要があります。その際にも付帯部は高所に位置していますので、別途足場代が掛かってしまうのです。
それでしたら、同じく足場を組んでいる外壁塗装と合わせてメンテナンスをしてしまった方が、トータルで見てみるとお得という訳ですね！
幕板の状態によってメンテナンス方法が異なります。年数が経過すると幕板は劣化し、塗膜が剥がれたり欠けたりして見た目が悪くなります。
幕板の劣化は、外壁材と異なる素材であるために特に目立ちます。
また、幕板は外壁材の上から張り付けられているため、外壁よりも突き出ています。そのため、雨水が幕板上部で溜まってしまい、シーリング材の劣化や塗装の剥がれ、さらには水分の浸入や幕板自体の水分吸収を引き起こします。
水分の吸収と乾燥を繰り返すことで幕板は劣化し、膨張や割れ、剥がれなどの問題が生じます。
幕板のメンテナンス方法には前述した塗装以外に、
シーリング部分の打ち替え工事や
幕板自体の交換が存在します。
幕板は複数の部材を繋ぎ合わせている関係上、継ぎ目部分の隙間を埋めるためにシーリングが打たれています。シーリングが傷んで穴や裂け目ができているとそこから雨水が内側の外壁材に干渉してしまいますので、
雨漏りの原因となる前に補修を行うことが重要です。
また、外壁塗装などのメンテナンス時には
足場仮設が必要となります。将来的に修繕が必要な部分は、同時に工事することで足場の有効活用が可能です。
例えば、外壁塗装と屋根塗装を一緒に行うことで、別々に工事やメンテナンスをする場合と比べて15万円から25万円も費用がお得になります。 少しでもお得になるように工事を行うことで、性能の良い部材や塗料を使用することでき、次のメンテナンスまでの期間を長くすることに繋がります。
私たち街の外壁塗装やさんでは、まずはご連絡いただきましたら無料にて点検とお見積もりの作成をご対応させていただきますので、お気軽にご相談いただければと思います。
幕板のメンテナンスは、建物の外観や耐久性を保つために重要な作業です。
幕板の劣化に気づいたら、適切なメンテナンス方法を選び、早めに対処することが大切です。
記事内に記載されている金額は2023年10月12日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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