皆さんこんにちは。街の外壁塗装やさん熊本店です。

外壁塗装は「上塗りの色」ばかりに注目が集まりがちですが、実は高品質で長持ちする外壁をつくるために最も重要なのは“下塗り”です。
下塗りが正しく行われていないと、どれだけ高級な塗料を使ってもすぐに剥がれたり、ムラが出たりしてしまいます。

今回は、熊本市東区で行った サイディング外壁の下塗り工事 の様子を、実際の写真とともにわかりやすく解説します。
チョーキングの見分け方や、なぜ下塗りが必要なのか、使用した塗料の特徴まで丁寧にご紹介しますので、塗装をご検討中の方はぜひ参考にされてください。

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担当者の紹介

今回の工事を担当したのは、弊社代表の富野誠です。

・15年以上の経験を積んだベテラン職人
・国家資格「1級塗装技能士」保有
・デザイン面のセンスに定評あり
・少し人見知りなので、気軽に話しかけてもらえると嬉しいタイプ

「熊本の皆さまが安心して暮らせるよう、高品質な塗装をご提供したい」という思いで日々作業しています
技術力と誠実な対応を大切にしながら、現場一つひとつに真心を込めて取り組んでいます。

2.実際の外壁下塗りの様子

2-1. 塗装前のサイディング外壁の状態

今回施工させていただいた外壁は、全体的に色褪せが進んでおり、チョーキング現象も確認されました。

チョーキングとは、外壁を手で撫でたときに白い粉が手に付着する現象のことです。洗浄作業中に外壁を触ると、手のひらに白い粉がはっきりと付着していました。

2-2. サイディング外壁下塗りの様子

それでは、実際の下塗り作業についてご紹介します。

今回使用した塗料は「ハイパーシーラーエポ」。この塗料をローラーを使って、丁寧に1回塗りしていきます。

下塗りは単なる準備作業ではありません。下地に下塗り用の塗料をしっかりと吸い込ませることで、後から塗る仕上げ用の塗料が外壁に過度に吸い込まれるのを防ぎ、ムラのない美しい仕上がりを実現するための重要な土台作りなのです。

経年劣化した外壁は、スポンジのように水分を吸収しやすい状態になっています。これは塗料も同じで、劣化した外壁に直接仕上げ塗料を塗ると、塗料が吸い込まれてムラが出やすくなります。

塗料が不均一に吸い込まれると、均一な塗膜(塗料が乾燥して形成される保護膜)を形成できず、見た目の美しさだけでなく、耐久性にも不安が残る仕上がりになってしまいます。

だからこそ、下塗りは絶対に省いてはいけない工程なのです。

2-3. 今回使用した塗料の紹介

今回の下塗りで使用したのは、ロックペイント社の「ハイパーシーラーエポ」です。

この塗料はシーラー(下塗り用塗料)の中でも特に浸透性が高く、仕上げ用塗料の吸い込みを抜群に防いでくれる優れものです。外壁の下地にしっかりと浸透し、上塗り塗料との密着性を高めてくれます。

最近では、このハイパーシーラーエポと無機塗料を組み合わせた塗装工事が、弊社で大人気となっています。高品質な仕上がりを実現しながら、費用面でも他社よりお得にご提供できると自負しております。

「うちの外壁にはどんな塗料が合うの?」「見積もりだけでも聞いてみたい」という方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

3. 下塗り後の乾燥時間について

下塗りが終わったら、すぐに次の工程である中塗りに進むわけではありません。必ず塗料を乾燥させる時間を設けます。

なぜ乾燥時間が必要なのか?

それは、各工程間でしっかりと塗料を乾燥させないと、前の塗料と次の塗料が混ざり合ってしまい、正しく塗膜を形成できなくなるからです。塗料が混ざってしまうと、本来の性能を発揮できず、せっかくの塗装工事が台無しになってしまいます。

乾燥させる時間は、各塗料ごとにメーカーから指定されています。私たちはその時間をしっかりと守り、確実な施工を行っています。

ちなみに豆知識ですが、塗料は気温や湿度によって乾燥時間が変わります。冬は気温が低く湿度も高めなので乾きづらく、夏は気温が高く乾燥しているので乾きやすい傾向があります。そのため、夏場の方が工期が短くなりやすいという特徴があります。

よくある質問

Q1. 下塗りをせずに上塗りだけで済ませることはできますか?

A. 下塗りを省略することは絶対におすすめできません。下塗りは仕上げ塗料の密着性を高め、塗料の吸い込みを防ぐ重要な役割を果たしています。下塗りを省くと、塗料のムラが出やすく、耐久性も大幅に低下してしまいます。長持ちする美しい外壁を実現するためには、下塗りは必須の工程です。

Q2. サイディング外壁の塗り替え時期の目安を教えてください

A. 一般的な点検の目安として、ラジカル制御形塗料を使用している場合は約10年、無機塗料の場合は約15年が塗り替えのタイミングです。ただし、立地条件や日当たりによっても劣化の進行度は変わります。チョーキング(手に白い粉が付く現象)、色褪せ、ひび割れなどの症状が見られたら、一度専門業者に診断してもらうことをおすすめします。

Q3. 塗装工事は何日くらいかかりますか?

A. 一般的な戸建て住宅の場合、天候にもよりますが約10日〜14日程度が目安です。工程としては、足場設置→高圧洗浄→養生→下塗り→中塗り→上塗り→足場解体という流れになります。各工程間には乾燥時間が必要なため、一定の日数がかかります。急いで施工すると品質に影響が出るため、適切な工期を確保することが大切です。

まとめ

今回は熊本市東区で実際に行ったサイディング外壁の下塗り工事について、詳しくご紹介させていただきました。

下塗りは外壁塗装の成否を左右する重要な工程です。目に見えない部分だからこそ、手を抜かず丁寧に施工することで、美しく長持ちする仕上がりを実現できます。

弊社では15年以上の経験を持つ1級塗装技能士が、お客様の大切なお住まいを丁寧に施工いたします。高品質な塗装工事を、他社よりお得な価格でご提供できるよう努めております。

「そろそろうちも塗り替え時期かな?」「まずは見積もりだけでも…」という方、どんな些細なことでも構いません。まずはお気軽にお問い合わせください。熊本県にお住まいの皆様が安心して暮らせるよう、私たちが全力でサポートいたします。

電話：0120-555-378
お問い合わせフォーム：[こちらから]

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