施工前の状態になります。
バルコニーの内壁がボロボロになっているとご連絡を頂き確認しました。
塗膜の浮きや剥がれが見つかりましたので、水が回った経路を確認して行きます。
内壁の上に注目すると、天板は花が置けるようにレンガで作ってあります。
今回塗膜の下に水が回った原因は、レンガの目地から侵入した水が下にある壁に回ったのが原因であると推察されます。
既存のレンガは加工した平板金で新たに天板を作り、塗装工事に進みます。
ケレン掛け(素地の調整)を実施します。
大きな浮きや剥がれは皮すきやマジックロンで削り落として行きます。
外壁に浮いた塗膜や剥がれた塗膜がない様にしっかり掛けます。
ケレン掛けが終わったら、下塗りです。
今回は水性のカチオンシーラーを下塗りで使用しました。
水性カチオンシーラーは一般的な下塗り材と比べ電荷安定性が高く、素地との密着を高めてくれます。素地にしっかりと浸透して、表面強度も高めてくれます。
中塗りと上塗りの施工となります。
ケレン掛けや下塗りがしっかり施工出来ているので、上塗り塗料の吸い込みもなく塗りやすいです。
上塗り材は、水性パーフェクトトップを使用しました。
部分塗装なので、色は廻りの壁に合わして調色としました。
今回はレンガの天板を板金の天板に施工しています。
バルコニーの笠木(手摺り)との取り合いをコーキングを施工し、確実に水が回らない様に施工します。
工事の完了写真になります。
水の侵入経路もしっかりと塞がれ、水が回る心配がなくなりました。
バルコニーの内壁がボロボロだった箇所は、浮いたり剥がれたりしていた箇所はなくなり、キレイになりました。
部分塗装の為調色してからの塗装でしたが、周りの色と今回塗装した箇所との違いが判らないほど、美しく仕上がりました。
記事内に記載されている金額は2024年08月14日時点での費用となります。
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