施工前の状態になります。
点検をさせて頂いたところ、モルタル塀の経年劣化や、ひび割れ(クラック)、欠けている箇所が見つかりました。
擁壁の耐用年数はおよそ30年から50年と言われております。
経年劣化でそうそう壊れる訳ではありませんが、何もメンテナンスをしなくても良い訳でもなく、定期的に点検やメンテナンスが必要となります。
微細なひび割れは放置しておいて特に問題はありませんが、ひび割れが大きい場合は、ひび割れから湿気や雨水が繰り返し侵入します。
劣化の進行を早めたり、剥落のリスクを高めたり、内部まで雨水が侵入すると、構造的に弱くなる恐れがあります。
今回はクラック補修や欠けている箇所の補修工事を実施しします。
補修工事をする事により、クラックの進行や劣化の進行を防ぎます。
また、塗装工事を実施する事により、保護してくれる塗膜が新たに形成されてキレイにお洒落にする事が出来ます。
高圧洗浄を実施した翌日に、補修工事に入りました。
ひび割れや欠けている箇所の補修工事になります。
今回補修に使用したのは、カチオン系ポリマーセメント系下地調整塗材になります。
特徴はコンクリートに対する付着性に優れており、浮きや剥がれのリスクを大きく抑えてくれます。
補修工事完了になります。
ローラーや刷毛でも施工できますが、クラック箇所が多く欠けている箇所もありましたので、今回はコテでしっかり押さえて施工しました。
下地補修が完了したら、下塗りから施工し、中塗り、上塗りを施工していきます。
今回は下塗りにカチオンシーラーを使用しました。
上塗りには水性パーフェクトトップを使用しました。
既存の色は明るい白色でしたが、今回はお色を少し付けたいというご要望でしたので、調色塗装としました。
調色するお色は施主様に立ち会ってもらい、都度ご確認をしてもらい、ご納得するお色にすることが出来ました。
下地補修の跡が判らないほど、キレイに仕上がりました。
こだわりのお色で塗装する事が出来て、美しい仕上がりになりました。
記事内に記載されている金額は2024年08月14日時点での費用となります。
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