モルタル塀の補修塗装工事を実施しましたのでご紹介します。
壁の塗膜が浮いて捲れてきたとご連絡を受けて点検したところ、いくつか塗膜が剥がれてしまっていました。
モルタル塀の天板から雨水が侵入し、内側から出てきた事により塗膜が浮き剥がれたと推察されます。
まずは天板の防水工事を実施して、雨水が侵入しないようにしてから補修と塗装工事を実施しました。
上の写真は浮いた塗膜を除去した写真になります。
塗膜が浮いている箇所がないか点検し、浮いている箇所はすべて剝がしていきます。
剥がした箇所はカチオンタイトで平滑に補修します。
下地の補修が完了したら、塗装していきます。
まず、下塗りにシーラーを塗布します。
ムラがない様に気を付けて上塗りを施工します。
なるべく最初と同じ色を希望されていましたので、現地にて元の色に合わせて調色しました。
艶がなくなり、全体的に塗膜の劣化も見受けられましたので、補修箇所のみの塗装ではなく、全面の塗装を実施しました。
たくさんあった補修箇所もあまり目立たず、キレイに仕上がりました。
モルタル塀において、塗膜が浮き上がってくる要因はいくつか考えられます。
水が廻っている場合や、経年劣化により密着性が低下することにより塗膜が浮き上がってしまう場合、
外部からの影響や気候状況によっても塗膜が浮き上がる事があります。
浮き上がった塗膜は塗膜とモルタルの密着性が損なわれている状態であり、早めの対処が必要です。
塗膜が浮き上がってくる場合は、原因を突き止め、適切に対応してから、塗膜を除去し密着性の高い新しい塗膜を施すことで補修が可能となります。
ただし、発見が遅れたり、対応しないまま時間が経ってしまうと、塗膜の浮きが進行する可能性もあるため、専門業者に相談して適切な対処を行うことが重要です。
記事内に記載されている金額は2024年09月30日時点での費用となります。
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