今回は尾張旭市の工場でコケが生えてしまった基礎を塗り替えしました!建物基礎とは地盤と建物の間にあるもので建物を支える大切な役割があります。建物を長く保つためにもしっかりとメンテナンスをおこないましょう。
まず今回塗装を行った建物の基礎についてご紹介いたします。
建物の基礎とは建物を1番下で支える土台の部分のことです。建築物の重さを支え、地震などの力に抵抗するといった役割があります。
家の
基礎は基礎巾木(はばき)とも言い、
建物を支えるコンクリート部分のことで地盤と建物の間に存在します。基礎には非住宅建築物に使われる
「独立基礎」と一般的な住宅に使われる
「布基礎」や
「ベタ基礎」といった様々な種類があります。
建物の耐久性や安全性を保つためにも大切な基礎ですが、コンクリート製で頑丈そうに見える基礎でも経年劣化は起こってしまいます。
この劣化の原因として多いのがひび割れ・剥離となります。そしてひび割れが起きてしまう一番の原因が水の侵入です!
基礎は地面に接しているため、地面にたまった雨水や土の中の水分からも影響を受け続けてしますのです。雨水を吸収して乾燥することで、コンクリートは膨張と収縮を繰り返すことになります。その結果、ひび割れを引き起こしてしまうのです。
基礎のひび割れには数種類あり、そのタイプや状況によって危険度が違います。中には特に心配することはないケースも中にはあります。基礎の表面には保護のためモルタルが塗りつけられている場合が多く、そのモルタルだけのひび割れであれば補修も軽度で済みます。基礎のコンクリートがひび割れている時は危険度が高いので、メンテナンスを行うようにしましょう。
建物を長く綺麗に保たせるためにも基礎のメンテナンスは必要です。メンテナンスの流れは以下のようになります。
まず最初に基礎の下地処理と高圧洗浄を行い汚れを落とします。しっかりと乾燥させて養生をしたら塗装を行っていきます。
塗料には外装に使用する塗料ではなく、基礎専用の塗料を使う必要があります。
専用塗料にもいくつかの商品があります。
例えば、ニッペホームプロダクツ株式会社のガッツモルタルNo.1という塗料は、耐久性が高く、7〜10年の耐用年数があります。コケや藻の発生も防ぎ、基礎の中性化の防止と美観性がアップします。
他にも菊水化学工業株式会社の基礎ガードという塗料は、ポリマーセメント系塗材でありながら、上塗りをしなくて良いメリットがあります。
コンクリートの中性化の抑制機能、防水性と密着性があり、水性のため環境にも優しい塗料です。
以上のように専用塗料にもいくつかの商品がありますが、塗料を選ぶ時は基礎に使用されているコンクリートが中性化しない機能を持っていることが重要です。というのも、この中性化が進行するとコンクリート内部の鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートがひび割れや剥落を起こす危険性が高くなってしまうからです。
下塗りが完了しましたら、最後に上塗りを行って完成になります。
綺麗に仕上がりました!
普段あまり意識されないかもしれませんが基礎は私たちのお住いの基礎を支えている大切な存在です。
私たち街の外壁塗装やさんではひび割れの点検や補修方法のご相談など承っておりますので、もしお住いの基礎を確認してみてひび割れがありましたらお気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2022年12月23日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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