名古屋市緑区で古くなった瓦屋根を塗り替えしました!瓦屋根は一見塗装が必要ないように思われるかもしれませんが、塗装を行うことによって得られるメリットは色々あります。
今回は瓦屋根の塗装の様子と一緒に塗装を行うことによるメリット・デメリットについてご紹介いたします。
まず瓦屋根と言ってもいろいろな種類があります。粘土系やセメント系、金属系などの瓦があります。
今回塗装を行った陶器瓦は、粘土瓦の一種です。粘土を瓦の形に成型し、そこに釉薬(うわ薬)を掛け、窯の中で高温にして焼き上げた瓦のことを陶器瓦といいます。また釉薬(ゆうやく)をかけるので、釉薬瓦とも呼ばれます。
この粘土系瓦の特徴はなんといったも
耐久性の高さです。
粘土系の瓦屋根は、瓦自体が陶器のような素材で、防水性・遮熱性、断熱性があり、耐火性、防水性、防音性が非常に高いという特徴があります。また、無機質材料なので強い衝撃が加わらない限り、半永久的に使う事が出来る理想な屋根材です。そのため一般的にメンテナンスは不要です。ただし、経年劣化はありませんが色あせすることはあります。
次に瓦屋根を塗装するメリットについてですが、瓦屋根は塗装を行うことにより以下のようなメリットを得ることができます。
・軽度の破損の修理ができる
瓦は動きやすく衝撃に弱い特徴がありますが、軽度のひび割れであれば塗装により塗膜をかけることによってひびを簡単に埋めることができます。
・色あせを防ぐ
上記でも述べたように瓦屋根に経年劣化はありませんが色あせをすることがあります。瓦のツヤがなくなると、瓦の色合いも悪くなり美観を損なってしまいます。定期的に塗装することで、瓦屋根の美しさを保てます。
塗装にはメリットだけではなくデメリットもあります。塗装を行う場合はしっかりとデメリットも覚えておきましょう!
・塗膜が剝がれやすい
瓦同士が動くことによって塗膜は傷ついてしまい、塗膜がはがれやすくなってしまいます。
・費用が高くついてしまう
瓦屋根は凹凸が激しい屋根ですので、高圧洗浄等様々な手間がかかってしまいます。その為、板金などの屋根の塗装と比べると費用が高上りになってしまう傾向があります。
次に今回行った瓦屋根の塗装の様子についてご紹介いたします。
まず最初にほかの屋根と同様に高圧洗浄を行ってコケやカビなどといった屋根の汚れをしっかりと落とします。
洗浄後はしっかりと乾燥させます。
高圧洗浄が完了し、しっかりと乾燥させたら塗装を始めます。
今回使用した塗料は
オリエンタル塗料工業株式会社のトウキマイルドです!この塗料は粘土瓦(陶器・釉薬・素焼き)への密着力が非常に高く、下塗り塗料を必要としません。また、高耐候性・防藻・防カビ性などといった特徴も備えています。
最後に上塗りを行って完了となります。
綺麗に仕上がりました!
粘土系瓦の屋根の塗装はメリット・デメリットを理解したうえで検討するようにしましょう。
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記事内に記載されている金額は2023年06月17日時点での費用となります。
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